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2023-06-24 23:05 追加

男子日本代表、東京五輪銅のアルゼンチンにフルセットで勝利し、開幕8連勝。髙橋藍32得点、宮浦健人27得点の活躍 VNL

VNL アルゼンチン戦の結果

全日本代表 男子

 バレーボールネーションズリーグ2023 男子予選ラウンド第2週フランス大会は24日、フランスのオルレアンで第4戦(予選ラウンド8戦目)を行い、男子日本代表は東京五輪3位のアルゼンチンと対戦。フルセットの末勝利し、開幕8連勝とした。

 スターティングメンバーは、小野寺太志、宮浦健人、山内晶大、関田誠大、髙橋藍、石川祐希(主将)、リベロ・山本智大。歴史的勝利をおさめたブラジル戦と同じメンバーとなった。

 第1セット、序盤から中盤にかけては拮抗した戦いとなる。セット後半、髙橋藍、宮浦の活躍で日本が抜け出し、16-12とする。その後、宮浦、山内の活躍で20-14と日本が突き放す。終盤は石川がサーブで崩し、最後は相手のサーブがアウトになり、日本が25-18で先取した。

 第2セット、中盤まで13-11と日本がリードするが、アルゼンチンが対応し始め、ロセルの2本のブロックで16-18。その後、石川のパイプで追いつき、髙橋藍がレフトから決めて20-20の場面、石川がツーで決めて貴重な21点目を挙げる。終盤は宮浦がサーブで崩し、最後は宮浦のバックアタックで25-22と日本がセットを連取した。

 第3セット、石川がレフトからスパイクを決め、3-2とした場面で足を捻るが、そのままプレーを続行する。髙橋藍、宮浦の連続ブロックで6-3、小野寺が速攻を2本決めて10-8。しかし、ロセルの活躍でアルゼンチンが連続得点し、リードを奪われる。セット後半は拮抗した戦いとなるが、ワンポイントブロッカーで入った髙橋健太郎のブロックで23-21と再びリードし、小野寺のクイックで24-22と一度はマッチポイントを握った日本。ところが、その後デュースとなり、大接戦の末、31-33で惜しくもセットを落とした。

 第4セット、髙橋藍、宮浦のバックからの攻撃が有効で、髙橋藍のサービスエースで10-6。その後、山内の速攻などで14-10とするが、髙橋藍のスパイクがアウトになり、パロンスキに決められ、15-15と同点に。終盤、アルゼンチンが3連続得点で20-22とリードされる。ブルーノ・リマの連続得点で21-24とアルゼンチンがセットポイント。最後は宮浦のサーブミスで22-25でこのセットも落とした。

 最終セット、髙橋藍、石川の活躍で5-2と日本がリード。負傷で不調だった石川が息を吹き返したようにパイプを決め、10-7とリードを保つ。終盤は宮浦のバックアタックで13-9。相手も粘るが、最後は石川が決め、15-12でセットをとり、フルセットの激闘を制した。髙橋藍が32得点、宮浦は27得点の活躍をした。

 次戦はフィリピンラウンドとなり、7月4日の日本時間20時(現地時間19時)から中国と対戦する。Volleyball world TV、U-NEXTにて有料ライブ配信、BS-TBSにて同日21時から放送される。


写真:FIVB

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