2023-06-28 21:55 追加
女子日本代表、トルコにフルセットで勝利し、6勝目。古賀紗理那主将が25得点、5年ぶりに国際大会出場の長岡望悠も12得点の活躍 VNL
VNL女子 トルコ戦の結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ2023 予選ラウンド第3週タイ大会は日本時間の28日、タイのバンコクで第1戦(予選ラウンド9戦目)を行い、女子日本代表はトルコと対戦。フルセットの末、3-2で勝利し、6勝3敗とした。
日本のスターティングメンバーは、長岡望悠、古賀紗理那(主将)、石川真佑、宮部藍梨、山田二千華、松井珠己、リベロ・福留慧美。長岡は5年ぶりの国際大会出場。宮部、福留も今大会初出場。
第1セット、トルコがリードするが、石川のサービスエース、山田のブロックなどで4連続得点して逆転。古賀も決めて、5連続得点で15-12とする。その後、15-15と再びトルコに追いつかれるが、古賀、長岡らの得点で19-16。宮部がミドルから決めて、20-17とする。終盤は石川がスパイクとブロックで2連続得点し23-20、山田のブロードで24-21とセットポイントを握る。この後トルコに2連続得点されるが、最後は古賀が決めて25-23でセットを先取した。
第2セット、一進一退の攻防となり10-10。古賀のバックアタックなどで13-11と日本が抜け出すが、ミスで連続失点し、再び同点に追いつかれる。その後、長岡のサーブレシーブが乱れたところからのバックアタック、松井のブロックなどで17-15と日本がリードして進み、古賀が決めて20-16。宮部のクイックで21-17とするも、長岡がブロックされて21-20と点差を詰められる。石川がブロックアウトで決めて23-21とした後、相手もレシーブで粘り、ロングラリーの末23-23と同点に追いつかれるが、最後は古賀が決めて25-23でセットを連取した。
第3セット、トルコのリードで3-7としたところで日本がタイムアウト。石川の攻撃で11-12とするが、トルコの勢いを止められず、14-18としたところで日本が2回目のタイムアウトをとる。相手のミスにも助けられ、日本が20-21と点差を詰めるも、石川の攻撃が決まらず、20-23。その後石川が1本レフトから決めるも、最後はカラクルトが決めて21-25でセットを落とした。
第4セット、立ち上がりからトルコに連続得点され、0-3。その後、3-7とされ、日本がタイムアウト。劣勢の日本は長岡→林琴奈、石川→井上愛里沙、宮部→入澤まい、松井→関菜々巳とベンチの選手を次々にコートに送り込む。しかし、トルコはブロックが機能し、攻撃、つなぎも良く、勢いが止まらない。最後はこのセットもカラクルトが決めて、16-25でセットを連取され、フルセットに持ち込まれる。
最終セット、スタートから林と荒木彩花を起用。日本の連続ポイントで3-1とし、トルコがタイムアウト。タイム明け古賀の連続サービスエースで5-1とし、日本のブロックが機能して9-3とリードする。セット後半はトルコのブロックも機能し始め、古賀が連続でブロックされ、12-8。しかし、終盤は古賀が冷静なプレーでチームを引っ張り、最後は石川が決めて15-9でフルセットの激闘を制した。
日本は古賀が25得点、石川19得点。長岡が12得点の活躍だった。
次戦は30日の日本時間19時からオランダと対戦する。BS-TBSで生中継されるほか、Volleyball world TV、U-NEXTにて有料ライブ配信がある。
写真:FIVB
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