2023-07-13 12:22 追加
女子日本代表、東京五輪金のアメリカに1-3で敗れ、ベスト8で大会を終える VNL
VNL 準々決勝の結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ2023ファイナルラウンドは13日(現地時間12日)、アメリカのアーリントンでファイナルラウンド準々決勝が行われ、日本は開催国で東京五輪金メダル、世界ランキング1位のアメリカと対戦。セットカウント1-3で敗れ、ベスト8で大会を終えた。
日本のスターティングメンバーは、古賀紗理那(主将)、石川真佑、関菜々巳、山田二千華、宮部藍梨、和田由紀子、リベロ・西村弥菜美。
第1セット、立ち上がりは日本が石川のサービスエース、宮部のブロックなどで3-1とリード。しかし、中盤で逆転され、8-10に。宮部のブロックで10-10に追いつくも、その後アメリカに3連続得点され、10-13と引き離される。セット後半もアメリカリードで進み、石川がコンビが合わないなどで決め切れず、井上愛里沙と交代する。終盤は古賀がラリーを取り切って21-22、山田のブロックで23-23と同点に持ち込む。しかし、最後はドルーズに決められ、23-25でセットを落とす。
第2セット、井上を入れてスタート。アメリカのリードで進み、5-8。その後、和田の攻撃でラリーを制し、10-10と同点に。中盤は競り合うも後半からアメリカが徐々に抜けだし、日本も古賀の攻撃などで粘りを見せるも21-25でアメリカにセットを連取される。
第3セット、和田を下げ、林琴奈を入れてスタート。序盤からアメリカのミスが目立ち、日本が8-4とリード。関のツーアタックで11-7、宮部、山田のブロックも出て、14-9とする。その後も古賀のバックアタックで19-12とリードを広げる。関が再びツーアタックを決めて21-15。相手のミスにも助けられ、最後は古賀が決めて25-18でセットを取り返した。
第4セット、第3セットと同じメンバーでスタート。スキナーの活躍でアメリカが連続得点し、2-5とリードされる。その後もアメリカの連続得点で6-11。日本は和田、柴田真果を投入し、流れを変えようとするも、アメリカの勢いは止まらず、10-18とリードを広げられる。セット後半、日本は宮部のブロックなどで3連続得点して15-19、井上、和田が決めて18-21とするも反撃はここまで。アメリカがこのセット好調のスキナーらの活躍で4連続得点し、日本は18-25でセットを落とし、セットカウント1-3で敗れた。
日本は予選ラウンドのアメリカ戦でも活躍した和田が14得点で、ドルーズの13得点を凌ぎ、両チーム最多となった。ほか、日本は井上が12得点、古賀と宮部が10得点。宮部は5本のブロックを止めた。チーム全体のブロック得点がアメリカが10点、日本が9点という結果で、宮部のブロック力向上はパリ五輪最終予選に向けて、ひとつの光明となった。
写真:FIVB
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