2023-07-21 22:41 追加
髙橋藍「指の怪我はほぼほぼ完治という状態。第1セットは少し急いでしまったが、途中で修正できたことはいい経験になったし、結果につながった」 VNL準々決勝スロベニア戦コメント
全日本代表 男子
――フィリピンラウンドで指を怪我されていたそうですが、状態はいかがですか。
髙橋藍:まあかなりあれから休みもありましたし、ほぼほぼ完治くらいの状態には持ってこれました。もちろん、練習が思うようにできなかったり試合でも痛みや思うようなプレーができないストレスはありますけど、それはもうしょうがないので。この試合の中でもプレーについては直しながら、次の試合に向けて、また準備をしていかないといけないなっていう状態です。
――VTV越しに見てたんですけど、イタリア戦でブランさんから出場しないって言われた時に、「え、出たいのに」って顔をされたんじゃないかと思うんですけど、そのあたりはどうでしたか。
髙橋藍:フィリピンラウンドですね。自分でも怪我の状態もあったので、ここで無理してもしょうがないなっていう思いもあったので、このファイナルを見据えて準備していかないといけないなと。正直、(普段リーグでプレーしている)イタリア相手だったので、自分自身もやりたい部分はすごくありましたけど、チームが勝つこと、チームに貢献するところがすごく重要なので、そこはもう気持ちを切り替えて、まずは、この手を治して、しっかり次の試合はいい状態で臨もうとなりました。
――あとスロベニアというのは、ちょっとメンバーが怪我とかコンディション不良で主力が何人かいないとはいえ、オリンピック予選でまた戦う相手ですよね。それで、今回の勝ちというのは、チームにとってどんな収穫があったでしょうか。
髙橋藍:相手にオリンピック予選であたるまえに、日本チームの強さであったり、つなぎの良さ、粘りの良さといった部分を意識づけができたんじゃないかなと。それはすごく良かったと思います。もちろんまた対策をされて、次のオリンピック予選で当たると思いますけど、でも、その中でも、やっぱり今日の試合をしっかり勝ったことの意味はあると思います。
相手には今回負けたことが頭に染みついてるので。自分たちはさらにレベルアップしていかないといけないし、相手が当たってきた時に、さらに負けないように準備をしておかないといけないなと思ってます。
――まだ、相手がわかりませんけれども(この後の試合でポーランドに決定)、次の試合に向けて、お願いします。
髙橋藍:どちらのチームが来てもすごく強いチームですし、自分たちがやることは、本当に変わらないので、しっかりと準備をして。どっちの相手が来ても自分たちのバレーをできるよう準備をしていきたいなと思います。
取材・写真:中西美雁
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