2023-10-12 12:36 追加
元埼玉上尾・内瀬戸真実さん「メディックスに良い形で終わらせてもらった。後悔しないと思ったから引退を決意した」Ⅴリーグ引退コメント
内瀬戸真実さん 現役引退コメント
SV女子
2023年5月開催の黒鷲旗をもって惜しまれつつVリーガーを引退した内瀬戸真実さん。
先日開催された国体バレー成年女子(燃ゆる感動かごしま国体)では鹿児島県代表チームの主将としてチームをけん引、惜しくも決勝進出はならなかったものの、3位決定戦で古巣・埼玉上尾メディックスのメンバーで構成される埼玉県チームと対戦し、有終の美を飾った。
内瀬戸真実さんには昨シーズン終了後に現役引退についてインタービューをさせていただいた。そのコメントをここにお届けする。
■埼玉上尾メディックス
●内瀬戸真実さん(アウトサイドヒッター)
――黒鷲旗にてシーズンも終わりました。引退を表明して今の気持ちは?
内瀬戸:うーん、何だろう… 終わった…本当にそんな感じですかね。
会う人会う人に「お疲れ」って言ってもらえることが多くて、その話をするたびに「引退したんだな」 みたいな気持ちにはなりますけれども、それ以外のところではそんなに心境に変わりはないです。
――今シーズンのプレーを見ても、まだまだできたはずです。なぜ今季で引退を?
内瀬戸:引退については今年だけじゃなくて、前年からも考えていて。というか、毎シーズン毎シーズンそのことは考えていました。
世界選手権(2022年、オランダ、ポーランド共催)が終わって、自分自身いろいろあった中でもやりきったっていう気持ちもありましたし、シーズンを通して、今やめても多分後悔しないだろうなって。
だから、「いつ」っていう特定のタイミングはないのですが、引退を考える回数が増えてきたっていうことが(決断を導いたのは)あります。
――我々には気が付かない部分ですが、ベテランになるにつれて、プレーのずれや、蓄積疲労などの感覚があったということは?
内瀬戸:(引退の理由として)そこは感じませんでした。疲労とかはやっぱり年々残っている感覚はありましたが、それが引退の決め手というわけではないですね。
――一番充実した状態で卒業したかった?
内瀬戸:そうですね。
――今後はどういう活動を?
内瀬戸:今までバレーボールをやってきて、その楽しさを小学生とか…小学生だけじゃないですけれど、いろんな人に拡げることができたらいいなっていうのはあります。
あんまり教えることは得意ではないので(笑)、たまにバレー教室だったり、いろんな活動に参加していけたらいいなと思っています。
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