2023-12-11 01:22 追加
男女の4強が出揃う。男子は東レがジェイテクトに昨年決勝の雪辱を果たす。女子の日立Astemoは昨年2位の東レにフルセットで逆転勝ち
天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド 準々決勝の結果
SV女子 / SV男子 / V女子 / 大学バレー 男子

令和5年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは10日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で男女の準々決勝各4試合を行った。
女子は昨年覇者のNECがPFUにストレート勝利。V1で現在暫定2位の久光もデンソーにストレートで勝利し、準々決勝に駒を進めた。

V1女子で現在首位のJTはV2女子で唯一準々決勝に勝ち進んだ姫路と対戦。姫路のセッター・柴田真果にとっては古巣との対戦となった。前日に埼玉上尾を下して勝ち進んだ姫路は、この試合も4セット中3セットをデュースに持ち込む健闘を見せた。1セットを奪うも第4セットは27-29で惜しくも落とし、ベスト8で大会を終えた。

女子準々決勝の最終戦は前回準優勝の東レが日立Astemoと対戦。東レが2セットを先取するも日立Astemoは室岡莉乃らの活躍で3セットを奪い返し、逆転勝ちして準決勝進出を果たした。
男子は大学で唯一ベスト8入りした近畿大が昨年V1でリーグ優勝のWD名古屋と対戦。1セットを奪う健闘を見せたが、1-3で敗れ、姿を消した。

昨年天皇杯決勝と同一カードとなったジェイテクト対東レの1戦では東レがストレート勝利し、昨年の雪辱を果たした。
JT広島は日本製鉄堺に、パナソニックは東京GBにそれぞれストレートで勝利して準決勝進出を決めた。
準決勝は東京体育館(東京都渋谷区)に戦いの舞台を移し、12月16日(土)に男女各2試合が行われる。
【準々決勝の結果】
■男子
ウルフドッグス名古屋 3-1 近畿大学
ジェイテクトSTINGS 0-3 東レアローズ
日本製鉄堺ブレイザーズ 0-3 JTサンダーズ広島
東京グレートベアーズ 0-3 パナソニックパンサーズ
■女子
NECレッドロケッツ 3-0 PFUブルーキャッツ
JTマーヴェラス 3-1 ヴィクトリーナ姫路
久光スプリングス 3-0 デンソーエアリービーズ
日立Astemoリヴァーレ 3-2 東レアローズ

【準決勝の組み合わせ】
■女子
NECレッドロケッツ-JTマーヴェラス
久光スプリングス-日立Astemoリヴァーレ
■男子
ウルフドッグス名古屋-東レアローズ
JTサンダーズ広島-パナソニックパンサーズ

写真:坂本清、堀江丈
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