2023-12-30 10:59 追加
2連勝で年内を締めたPFU・山下遥香「打ち切ることができれば自分たちの良い形が作れる」、池谷優佳「スタートでも動揺はない。準備にはこだわっています」 Ⅴ1女子
SV女子
●坂本将康監督
フルセット、苦しい戦い、スリリングなゲームを勝ち勝ち切れたのは良かったと思います。ゲーム全般を通して自分たちの強みも弱みも出た試合だったなと思います。
ーー昨日の強い勝ち方から一転して混戦になりました。
坂本:相手の対応に苦労したというよりは、こちらのオフェンスに雑な部分があったと思っています。安易なプレーが多かった。クロスに打って、相手リベロにボールが入っているような展開でしたね。相手がカウンターしやすいボールが多かったと思います。
そこをシャットアウトできればいいのですが、相手は工夫したカウンターを打ってくる場面が多かったと思います。
第1セットを簡単に取れたゲームはこういう展開になりやすい。それがバレーボールなのかなと思っています。
ーー昨日の勝ちもあって少し安心が出た?
坂本:あったかもしれないですね。(選手にも)「あったんじゃないのか?」って聞いたんだけれども、まあ「ありました」とは答えないよね。
ーーとはいえ、年内を2連勝で締めました。
坂本:そうですね。この先もう勝つしかないので良い形で年内を終われましたね。コンディションの良くなかった選手も戻ってきて全員で戦えたっていうのは収穫だったと思います。
ーーこの後の戦いで注力していきたい部分は?
坂本:サーブ、それからサーブレシーブだと思います。
ーー現状、まだ合格点は出せない?
坂本:崩されている場面が多かったし…。崩されるのはまあ良いとしても、そこからアタックに繋がらない局面が多かったかな。アタックを打たないとバレーボールの試合にならないからね。そこにきちんと到達できるようにやっていかないと。
1本目で崩れたら2本目で修正する。2本目でもダメだったときに3本目をどうするか。記者会見でもみんなそう言うよね。
崩れたときには2本目を触る人がプレーしやすいように1本目を高く上げるとか、優しいボールを出すとか、そこに尽きると思うんですよね。そこを徹底してやるしかない。
それが選択肢のあるボールに繋がってくると思うので。
そのためにファーストサーブ、サーブレシーブから活路を見出していく。
1本目を高く、コート内に時間がない時はゆっくり上げる。
それができたら強いですよ。それができないから負ける。それができるようにやるしかないですよね。
撮影 堀江丈
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