2024-01-02 07:58 追加
アランマーレ・北原勉監督「真の夢をお届けできるチームに」、有村涼美「迫田さおりさんのようなバックアタックを打ちたい」 Ⅴ1女子
アランマーレ会見コメント
SV女子
12月23日、24日に一関市総合体育館ユードーム(岩手県)で行われたバレーボールV1女子からプレステージ・インターナショナルアランマーレの試合後会見コメントをお届けする。
姫路とのチャレンジマッチ(入替戦)を制し、今季よりV1に昇格したアランマーレ。
リーグ戦では未勝利だが、皇后杯でV1首位のJTに善戦するなど、着実にトップカテゴリーで戦う力をつけてきている。
一関開催のホームゲームでは待望の初勝利へ「あと一歩」。
この2戦、および開幕からの戦いを振り返って監督、選手に現在の心境を聞いた。
23日 アランマーレ 2(25-19、18-25、19-25、25-16、11-15)3 KUROBE
■プレステージ・インターナショナルアランマーレ
●木村友里主将(アウトサイドヒッター)
まずサーブで主導権を握ろうと考えました。第1セットはかなり良い形で入ることができました。
第2セットの中盤から流れが相手に行ってしまい劣勢が続いたのですが、第4セットでメンバーを変えて、再び良い形に戻すことができました。
第5セット、V1では初めてのフルセットになり、とにかく勢いを持って臨もうとしました。でも、勝ちが見えていたこともあって「勝ちたい気持ち」がすごく強くなってしまいました。とても悔しく思っています。
山形から離れて…初めての岩手県、一関でのホーム開催となりましたが、本当にたくさんの方が応援に来てくださいました。
声援も私たちに届いていました。皆さんと一緒に戦って勝利を分かち合いたいと思っています。
●菅原里奈選手(ミドルブロッカー)
ホームということもあって、みなさんの応援の力でフルセットまで行くことができました。
初めてのフルセットの中で(気負いから)いつも通りのプレーができなかったり、あと1点が取れない、そういうところが出たと思います。今日の経験を活かしてまた次を頑張っていきます。切り替えて明日の試合に臨みたいと思います。
●伊藤摩耶選手(ミドルブロッカー)
まずは私たちの強みであるサーブを活かすこと。「サーブから始まるトータルディフェンス」が機能した時は優位な戦いができていたと思います。
どうしても「あと1点」が課題になりますが、技術だけじゃなくて気持ちで取りに行くような1点もたくさんあったのではないかと思います。
その反省を活かして、明日のホームゲームも楽しんでプレーをしたいと思います。
ーー木村主将に。昇格後に大きな選手の入れ替わりがなく、従来のメンバーでV1に挑戦しています。ここまでV1を戦ってきて感じる手ごたえは?
木村:開幕初戦から成長しているのは間違いないと思います。それでも V1で1勝を勝ち取るのは本当に簡単なことじゃないんだなと思い知らされているところです。
私たちは身長がそこまで高くないですし、他のチームに比べて身体的に勝っているわけではありません。ですので、もっとハードワークをすることが必要です。
V2とは全然違う戦いです。選手全員がどれだけ1勝にこだわることができるか、チーム力って何なんだろうか、そこをさらに突き詰めていきたいと思います。
ーー皇后杯でJT相手に好勝負を展開しましたね。
木村:1レグではJTさんに何もできずにやられっぱなしで終わりました。皇后杯ではいいところまで行ったと思いますが、満足して終わってしまっては意味がありません。リーグではまた同じ結果になってしまいます。
良い勝負ができたところから、どうやって勝ちにつなげるか、一人ひとりがもうひと踏ん張りしなければならないですね。
ーー伊藤選手に。システム面でもさらに詰めが必要?
伊藤:V2の時はプレーしながら少しずつアジャストしていけば相手に対応できるところがありました。
でもV1ではそれでは追いつけないところがあります。
勇気は必要ですが、時にはシステムを大幅に変える、そういった思い切りがないと勝てないとこの試合でも感じています。
個人では限界もあるので、チームで会話をしながら試合の中で修正していきたいと思います。
ーー菅原選手に。得意のブロックが3本出ました。サーブ効果率でも30%を越えています。今日のプレーの手ごたえは?
菅原:今日の試合はいつも以上にサーブで攻めることができたと自分でも感じています。昨シーズンとは違う意識で練習にも取り組めていますし、それが試合で出せたのは今後の自信にもつながると思います。
ブロックもリーグ初めの頃はあまり感覚が良くなかったのですが、皇后杯あたりからまたその感覚も戻ってきたというか、(V1相手に)「止まる」感覚も掴んできています。
大事な場面でも普段と同じプレーができるようにならなければ。それは今日の試合でも感じました。また頑張っていきたいと思います。
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