全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>WD名古屋・小川智大「昨シーズンのファイナルの出来より今の方が少し劣ってるなという感じ」V1男子会見

会見・コメント

2024-01-13 08:00 追加

WD名古屋・小川智大「昨シーズンのファイナルの出来より今の方が少し劣ってるなという感じ」V1男子会見

V1男子 WD名古屋 会見

SV男子

1月6日に有明コロシアム(東京都)で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsWD名古屋の試合後会見のうちWD名古屋分をお届けする。

■ウルフドッグス名古屋
●小川智大選手(リベロ)

(能登半島地震で)被災された方々、本当に大変な状況だと思いますが、僕たちはバレーボールで勇気などを見せてきたらなと思います。
一刻も早い復興を僕も願ってますし、復興に携わって下さってる皆さんへ、今携わってくれてる大変多くの方がいると思うので僕からもありがとうと言いたいです。
今日の試合も僕自身のパフォーマンスもそこまで上がってこなくてレセプションは良かったですが2本目のセットのボールはあまり良くなかったです。
そこを改善していけば、明日はもう少し余裕を持ってプレーできてくるかなと思います。
●王東宸選手(ミドルブロッカー)

被災地の方に心が痛い気持ちを伝えたいです。
今日の試合について、最初はちょっと緊張しました。
久しぶり試合で多分両チームの選手も緊張していると思います。
第2セットからちょっと危なかったんですけど、早めに自分の状態を戻せて良かったと思います。

――王選手に。緊張したことによってプレーに影響はあったか?
王:緊張感を持ったことによって逆に自分のプレーに影響がありました。
チームメイトに対しても緊張感を感じました。

――緊張感をどのようにコントロールして、自分のプレーを戻していったか?
王:ブロック、いいサーブ得点に繋げたことによって自分のプレーにやっと戻りました

――東京GBのプレーの印象について。
王:アラウージョ(ラファエル)選手(怪我で休養中)がプレーをしていたらもっと大変だったと思います。
相手の速さに対しては特にAクイック(セッターとアタッカーが近接で打つクイック)に対してブロックで当てる部分だけでも大変で難しかったです。

――小川選手に。第3セットから第4セットでブロックとディフェンスの関係が良くなったように見えたが?
小川:試合の中で改善は少しずつできた部分はありました。
今日の試合は相手のミスが多くて、僕らが何もしてない状態で勝った感じです。
僕ら自身のパフォーマンスは改善は話し合ってしてたつもりでした。
そこまで改善しきれてなくて、グレートベアーズがミスを重ねた結果勝った形でした。
相手にリスペクトをしているのは前提で、実力差的に3-0で勝たなければいけないというのは僕の中ではありました。
順位的にも選手の技量的にも僕らが3ー0で勝つことができるチームだと思っていました。
そこは相手の気持ちの強さもありましたし、終盤での強さも第1セット感じられたので、そこは僕らより勝っていました。
チーム全体で余裕という雰囲気が全くありませんでした。
最初からきっちりあの倒していくぞっていう雰囲気でした。

――昨シーズンに比べて調子が上がってないように見えたが、2週間のブレイクで修正できた部分があったか?
小川:負傷者が減ってって、チームのパフォーマンスはもう上がってるはずなんですけど、まだ上手く噛み合わなかっていません。
昨シーズンのファイナルとかの出来より今の方が少し劣ってるなという感じです。
その感覚があるので、今後の練習でもっと詰めていけるし、皆いい感覚をまだ持っています。
もっと話し合ってファイナル6の時に一番いい形に持っていければいいなと思ってます。

――第2セットチャンスボールの時ファーストボールをクレク(バルトシュ)主将に上げていたが?
小川:ボールの質によるんですけど、一発目で相手は対応できないというか、あまりやられたことないことだったので、バルテックと目あったの、そのままやった感じです。
(このプレーの)練習はしてなかったです。
イージーボール来たらやるときあるかもって話はしていました。
個人の調子はそんなに本当に悪いということはないです。
昨年ずっと良い状態で持っていけてかなり良かったので、今日はそれに比べたら良くなかった形です。

――オーバーでのセット(トス)に対するこだわりについて。
小川:(サーブレシーブ(レセプション)が崩れて)2本目離れたボールとできるだけスパイカーにオーバーとかアンダーではなくて打って返させたいのでよりネットに近いトスを上げることがチームの決まり事としてあるので、それは実践していってます。
完璧なトスを上げるよりは大体で近づけるというのを意識しています。
1本目セッターが触っていい状態でもらったボールはきっちりしたパーフェクトのトスを上げることを意識しています。
いい状態でもらったボールはかなりいいんですけど、今日みたいにセッターがいいディグをして、それでもコート外とかに出たボールに対して1本イージーミスをしました。
4本ぐらい触ったんですけど、その1本のミスは大事な場面だったので、反省して少しそこを引きずっていました。それが良くなかったです。
いつもはそういう簡単なミスはしないですが、そこが少し甘かったです。

――今のチームの状態をどのように見ているか?
小川:チームの見ている方向性は一緒だと思います。
噛み合わない時に何が本当に悪くて何がいいのかとかがモヤモヤしていて毎回話し合っていますが、簡単に修正できないのが今の状態です。
昨シーズンが良すぎて、今シーズンも本当にいいんですけど、求めてるレベルまでは達してないなっていう感じです。
そんなにネガティブな感じにはなってないです。
チーム全体ポジティブになっていますが、もっと上を求めています。
今日みたいに第1セット取られるとかも許されないですし、今シーズンで年を開ける前の2023年の試合で勝ちきれる試合がも2つぐらいありました。
そういう勝ちきれない部分があったのでそこをもっと上げていきたいなというポジティブな感情です。
モヤモヤして何をすればいいのかわからない、チームメイトを信頼できないというのは全くないのでこれからもっと伸ばせるなという感じです。

写真:黒羽白

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック