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2024-01-20 01:43 追加

アルテミス北海道が北海道雨竜町と包括地域連携協定を締結。ホームゲームで特産品の米粉を使ったスイーツ販売も V3女子

アルテミス北海道が北海道雨竜町と包括地域連携協定

V女子

 バレーボールV3女子のアルテミス北海道は同じ北海道の雨竜町と包括地域連携協定を締結。18日に調印式を行った。出席者は雨竜町長・白川久純氏、アルテミス北海道・工藤浩代表理事、 奥山優奈選手、内野咲季選手、オリジナルスイーツ製造を担当する東京都在住のパティシエ・花本采伽(あやか)さん。

 この協定により、雨竜町から年間3トンのうりゅう米をアルテミス北海道に提供。選手が食事の際に食べて、試合や練習で力を発揮するためのエネルギー源にするとともに、同チームの知名度を活用してのうりゅう米PR活動を全国的に展開する。その一環として選手の公式ユニフォームの背中にうりゅう米のロゴマークを入れている。

 また、うりゅう米の米粉を使用したオリジナルスイーツもホームゲームで販売する。スイーツの製造に携わったパティシエの花本さんは旭川実業高バレーボール部の出身。花本さんは高校時代、アルテミスのセッター・奥山優奈選手とアウトサイドヒッター・内野咲季選手の間の学年で、両選手とチームメイトとしてプレーした経験がある。その縁で、今回のスイーツ製造協力が実現した。オリジナルスイーツはクリームがたっぷり入ったマカロン「トゥンカロン」やフィナンシェなど6種類で、1月27・28日、2月17・18日に北ガスアリーナ札幌46(札幌市中央体育館)で開催されるホームゲームで販売を行う予定だ。

 旭川実業高といえば、アルテミス・成田郁久美監督の母校でもあり、今年は春の高校バレーで1992年以来のベスト4入りを果たしたことが記憶に新しい。OGの奥山選手は「遠征先で配信を見ながら応援していました。全員で繋いで全員で1点を取りに行く、旭川実業らしさが全面に出ていた、素晴らしい試合内容と結果だと思います。母校の後輩たちの頑張りに刺激をいただきました。私もリーグ後半戦、みんなに負けないように頑張ります!」、内野選手は「結果はもちろん素晴らしいですが、仲間同士で励まし合い、会場全体を巻き込んで自分たちのムードを作り上げている姿に感動しました。私も応援してくださっている方々に感動や勇気を与えられるよう1プレー1プレーに想いを込めて頑張ります」と話し、それぞれ後輩たちの活躍がリーグを戦う上でのモチベーションにもつながった様子だった。

 東京在住の花本さんは連日、東京体育館に応援に駆けつけたという。「母校がセンターコートで奮闘している姿を見て、私自身とても勇気をもらいました。そして岡本祐子監督は私たちの頃からずっと全身全霊で指導してくださり、人として大切なこともたくさん気づかせてくれました。春高で監督にメダルをかけるという私たちの叶えられなかった夢を後輩たちが叶えてくれて、とても嬉しいです」と語った。

 バレーボールがつないだ縁で実現した今回のコラボレーション。札幌ホームゲーム観戦の際にはぜひオリジナルスイーツも味わってみてほしい。

写真提供:アルテミス北海道

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