2024-02-25 08:00 追加
「勝った方が優勝」アルテミス、倉敷が最終戦で激突。カノア・熊本比奈、賀谷明日光、ヴィアティン・草深ことみらが最後の舞台へ臨む V3女子
V3女子の結果
V女子
バレーボール2023-24 V.LEAGUE DIVISION3 WOMEN(V3女子)は2月24日にAGF鈴鹿体育館(三重県)にて2試合を開催した。
V3女子もいよいよ大詰め。
第1試合、現在首位のアルテミス北海道対カノアラウレアーズ福岡はアルテミスが3⁻0のストレートで勝利し、首位を維持した。

アルテミスはブロックを量産。井澤天音が6本、真田知紗都が7ブロックの活躍。チーム計17ブロックでカノアを圧倒した。
第2試合、倉敷アブレイズ対ヴィアティン三重は、倉敷が3⁻1で勝利。
試合は予想外のシーソーゲーム。倉敷が2セットを危なげなく先取するが、そこからヴィアティンが猛追を見せた。
途中投入の浅川希らが奮闘し、会場は一気にホーム・ヴィアティンのムードに。第3セットを取り、第4セットも14-5とリードを拡げた。
今季まだ勝利がないヴィアティン。大きな1勝を掴むかと思われたが、突如バレーボールの難しさが顔を出す。
ヴィアティンは勝ちを意識したのか急ブレーキ。再び形勢逆転となり、苦しい状況を耐えた倉敷が第4セットを再奪取して勝利を収めた。
現在、首位アルテミスと2位倉敷は、勝利数でアルテミスが1つ上回り、ポイントで並ぶ状態。
シーズン最終日となる25日はこの2チームの直接対決が組まれている。アルテミスが勝てば文句なしの優勝、倉敷が勝てば勝利数で並びポイントで倉敷が上回るため、倉敷の逆転優勝となる。
「勝った方が優勝」の最終戦。
2月25日、AGF鈴鹿体育館にて、ワンシーズンだけの開催となった現行のV3女子、最後の2試合が開催される。
なお、カノア熊本比奈、賀谷明日光、ヴィアティン・草深ことみらVリ-グを彩った複数の選手が引退を表明しており、Vリーガーとして最後の舞台を迎える。
ヴィアティンの主将でもある草深ことみは
「今までお世話になった人、応援してくれる人、メンバー、スタッフのみんなに対する感謝の気持ちを目の前の1点にぶつけたい。V3としても最後の試合になるが、V3はどのチームも良いチームで会場ではお互いの交流があったり、今日も応援団同士のコールがあったり、お客さんにも喜んでもらえる大会にできたと思う。明日は4チームみんなで大会を盛り上げたい」
とラストに向けての抱負を語った。

撮影 堀江丈
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