2024-03-03 00:08 追加
埼玉上尾がトヨタ車体に3-0で勝利し、3位に。5位決定戦はデンソーが久光にストレート勝利 V1女子
V1女子の結果
V1リーグ 女子
バレーボールV1女子は2日、高崎アリーナ(群馬県高崎市)にて、V・ファイナルステージ5位決定戦と3位決定戦の2試合を行った。
最初に行われた5位決定戦では久光とデンソーが対戦。レギュラーラウンドでは久光が2勝しているが、この試合はデンソーがストレート(25-19、25-23、25-22)で勝利した。デンソーの福留慧美、久光の西村弥菜美と両チームともリベロが日本代表選手。西村は「自分たちはレギュラーラウンド3位で相手よりも順位が上だから勝てるのではないかというスキがあったと思う。戦い方を見つめ直しつつ、強さを磨いていけるようなチームになっていけたら」と敗因について話した。一方の福留は「久光さんとは(皇后杯を含め)今年4度目の対戦となったが、最後にストレートで勝てたのはチームとしてもよかったし、エアリービーズらしい試合になった」と試合を振り返った。
続いて3位決定戦が行われ、埼玉上尾とトヨタ車体が対戦。埼玉上尾がストレート(25-20、25-22、25-18)で勝利した。勝利した埼玉上尾の山岸あかね主将は、「先週の準決勝で敗れてから切り替えが難しい部分もあったが、チーム全員が 3位になることに向けて走れていたからこそ、こうして勝てたと思う。1年間やってきたことが今日のゲームですべて出せた」と試合を振り返った。
一方、敗れたトヨタ車体の鴫原ひなた主将は、若い選手が多い中で「この試合に対しての執念みたいな気持ちが相手の方が上回っていたのかなと思う。でも、ファイナルラウンドの舞台に立てたことが自分たちにとってはすごく大きな経験になった。嬉しい気持ちも悔しい気持ちも自分たちの糧にして、来シーズン以降もどんどん上がっていけるように、今日の景色や思いを忘れずに頑張っていきたい」と前を向いた。
3日はいよいよ決勝戦となり、同じ高崎アリーナで現行のリーグ最後となる23-24シーズン女王の座を懸けて、JTとNECが対戦する。
写真:黒羽白
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