2024-03-26 12:11 追加
V3男子はフラーゴラッド鹿児島が優勝、MVP長友優磨「今日勝つために1年間やってきた」。準優勝・長野GaRonsも明るく元気なバレーで大健闘
V3男子ファイナル
バレーボール2023-24 V.LEAGUE DIVISION3 MEN(V3男子)はさわやかアリーナ(静岡県)にてファイナルを開催した。
レギュラーラウンド首位のフラーゴラッド鹿児島と3位の長野GaRonsが対戦し、3-0でF鹿児島が勝利。F鹿児島はリーグ参戦初年度で優勝を果たした。
F鹿児島はファイナルを前に監督の島田桃大氏、エグゼクティブディレクターの中田久美氏が退任する波乱もあったが、それを感じさせない躍動感のあるバレーで優勝を掴み取った。
この試合のVOM、そしてシーズンMVPに輝いた長友優磨選手は試合後の会場インタビューで
「今日勝つために1年間やってきた。全員バレーで最後しっかり勝ち切れてよかった。皆さんの応援が力になった。最高です! 」
とファンに向けて感謝の言葉を述べた。
長友優磨選手は長くFC東京(現東京グレードベアーズ)の主力としてプレーしてきた選手。故郷の九州に帰っての再スタートは長友選手にとっても大きな挑戦だったに違いない。
その決断が見事に結実したシーズンになった。
準優勝の長野GaRonsも明るく元気なバレーで大健闘。
双方のファンが全力で声援を送る、これぞバレーボールという熱気と愛に溢れたファイナルとなった。
個人賞は以下
最高殊勲選手賞 長友優磨(F鹿児島)
敢闘賞 難波宏治(長野GR)
最優秀新人賞 山本悠平(F鹿児島)
得点王 長友優磨(F鹿児島)
スパイク賞 山本帯刀(大同特殊鋼)
ブロック賞 岡本伊武己(奈良)
サーブ賞 長友優磨(F鹿児島)
サーブレシーブ賞 高橋和希(奈良)
フェアプレー賞 中條立樹(長野GR)
個人賞のプレゼンテーターをVリーグ理事大林素子氏が務めたが、敢闘賞の長野GRリベロ・難波宏治がトロフィー授与前に思わずジャンプするなど、V3ならではの温かな光景も見受けられた。
試合後には2チームが揃って記念撮影。互いの健闘を讃え合った。
撮影 堀江丈
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