バレーボールV1男子の東レアローズは2023-24シーズンをもって#14パダルクリスティアン選手が退団すること発表した。

14歳からプロ選手として活動をし、2020年に東レアローズに入団。持ち前のパワフルなサーブ、スパイクを武器に活躍を続け、2021-22シーズンには得点王、サーブ賞、2022-23シーズンに得点王を獲得している。

生年月日：1996-11-14
出身地：ハンガリー ブダペスト
所属チーム：FRBVB Liga A Noliko Maaseik（ベルギー）→KOVO V-League Woori Card Wibee（韓国）→Chinese VolleyBall Super League Shanghai（中国）→KOVO V-League Hyundai SKYwalkers（韓国）→VFV Superlige Fakel（ロシア）→東レアローズ（日本）

コメント
～English～

Dear fans!

When I joined Toray Arrows my main goal was to win the Japanese V-league. We really tried our best but unfortunately that can’t be done anymore. But we can still win the Bronze medal this Saturday and we will try our hardest to do so! I will be leaving with a sense of absence but I feel that I achieved a lot in the last four years both as a man and as a professional athlete. We experienced many tough losses on and off the court too which made us stronger. I’m very happy that I managed this intense league without any major physical problems and that I was always there to help my teammates in every situation. My wife gave a birth here to both of our daughters and we became a real family in Mishima. So definitely I will remember this period and I hope all of you will! As I said earlier your support means a lot for us so I would like to thank everyone who supported us and I’m looking forward to see you on Saturday and I hope we can finish this season with a victory!

～日本語～

親愛なるファンの皆様

私が東レアローズに加入して日本のVリーグで勝つことをずっと目標としていました。その為に全力を尽くしてきましたが、残念ながらそれを達成することはもうできません。しかし、まだ今週の土曜の試合で銅メダルを獲得することはまだ可能ですし、私はそこにむけて最大限努力をするつもりです。優勝を逃し、何か欠けたものがあるような気持ちでこのチームを去ることになりますが、同時にこの４年間でひとりの男としてまたプロアスリートとして沢山のことを達成することができました。振り返れば、在籍期間中にチームはかけがえのない大きなものを失い、コートの上でもまたその外でもつらく悲しい経験をしました。その経験は私たちを強くしてくれました。また個人的にはこの過酷なリーグの中で大きな怪我なく自分のコンディションを維持し、いつも試合に出場できたことはチームに大きく貢献できたと嬉しく思います。そして、私の妻は二人の娘を日本で出産し、この三島で本当の家族となりました。私はここ三島で過ごした期間を忘れることはありませんし、皆さんもそうであると願っています。以前にもお伝えしましたが、皆さんのサポートは私たちにとってとても大きな意味があり、皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんと土曜の試合でお会いできることを楽しみにしていますし、最後の試合を勝利で終われるように心から願っています！

写真：黒羽白