2024-05-06 15:45 追加
岡山が初優勝。現役引退の宮下遥「最後の時間を噛みしめながら戦った」 黒鷲旗女子
黒鷲旗 女子決勝戦の結果
SV女子
第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は6日、Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で女子の決勝戦が行われ、岡山シーガルズがデンソーエアリービーズをストレートで下し、初優勝を果たした。
岡山 3(25-13、25-17、25-12)0 デンソー
試合は終始岡山が主導権を握る展開となり、この大会で現役引退を発表している宮下遥がアタッカーを自在に動かすトス回しでゲームメイク。最後は長年信頼関係を築いたエースの金田修佳にトスを上げ、試合を締めくくった。
試合後の記者会見で宮下は「このメンバーでできる最後の時間を噛み締めながら、チームのためにやり切る。それだけを考えて今日は頑張った」と話し、同じく現役引退を発表している川島亜依美主将は「高校時代は試合に出たことのなかった私が河本監督と出会い、チームのみんなに育ててもらって、支えてもらってここまで来た」と現役生活を振り返った。
宮下の最後のトスを決めた金田は、「この大会でひとつでも多く勝って、少しでも長く引退する2人とバレーができるようにと思いながら、ここまで来た。遥さんは絶対私に最後のトスを上げてくれると思っていたので、その気持ちに応えたいと思いながら打った」と涙ながらに語った。
一方の敗れたデンソーも主将の中元南がこの大会を最後に現役を引退する。
中元は、「デンソーらしい試合ができなかったことは悔いが残るが、自分の中では最後まで楽しくバレーができたことはよかった。チームに残る選手たちはこの悔しさを忘れずに頑張ってほしい」と話した。
写真:坂本清
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