2024-06-08 18:19 追加
大塚達宣「リザーブの時は14人がいい状態で臨めるように、できることをしたいと思っていた」、宮浦健人「攻撃面で少し迷いがあった。自分の殻を破りたい」 VNLポーランド戦コメント
VNLポーランド戦 大塚達宣、宮浦健人コメント
全日本代表 男子
6月7日に西日本総合展示場 新館(福岡県北九州市)で行われたバレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子大会ポーランド戦後の大塚達宣選手、宮浦健人選手のコメントをお届けする。
●大塚達宣選手
――S1ローテでライト側から決めた場面について。
大塚:S1は日本の課題で、特にレフト側がサウスポーだと難しい場面ですが、そこをしっかり回すことが大事ではないかと。コートの外から見ても思いますし、自分が入っても…。それは日本だけでなく、どこのチームも難しい部分ではないかと思います。自分の中ではよく相手ブロックを見ながらやれた方かなと思っています。
――ドイツ戦の時、リベロの山本智大選手とコミュニケーションをとっていたようですが…?
大塚:僕はこの福岡大会ではポーランド戦から出場するということを言われていたので、それに合わせて身体を作りつつ、コートの外から見て感じたことは山本選手に限らず、試合に出ている選手に話していました。もちろん、試合に出たいなという気持ちはありましたけど、試合の前後だとか、外からだからこそ感じることをいろんな選手とコミュニケーションをとったり、14人がいい状態で試合に臨めるように、自分ができることをしたいなという思いはずっとあったので。そういう経験も自分にとってプラスになると思いますし、逆に僕がこうしてコートに入ったときに、いつもコートに立っているメンバーがいろいろな声掛けをしてくれて、とても助かりましたし、そうやってチームとして戦っているなと感じました。
――メンバー選考も兼ねている試合だったと思いましたが、アピールはできたと思いますか?
大塚:試合中はそんなことは頭にないくらい集中していました。自分個人としては、満足できた部分は多かったですけど、チームとして劣勢の状況の時に少し沈んでしまっている部分があったので、そこを何とか盛り上げようとしていました。でも、もっともっとチーム全員を巻き込んでできたらよかったかもしれません。
――ブラン監督からはどんな役割を期待されていると思いますか?
大塚:甲斐(優斗)選手は高くて攻撃力があるし、富田(将馬)選手と僕とでその対角に入ることが多いので、やはりディフェンスの面での役割があると思います。富田選手はすごくディフェンスがいいので、僕はそこだけで勝負するよりも攻撃力ももちろん大事にしてますし、もっと言うとコートに入った時にはチームの統率力を発揮したり、声掛けもしていきたいと思っています。雰囲気を作ることも僕の味だと思っているので、そういうところも大事にしていきたいと思っています。
●宮浦健人選手
――今日は宮浦選手がサーブで崩して大塚選手が決めた場面がありました。大塚選手とは早稲田大学の先輩・後輩でもありますが、あの場面で感じたことは?
宮浦:今日の大塚選手はパフォーマンスがとてもよかったと思うし、すごく頼りがいがあるなと感じました。
――今日の試合前には大塚選手と何か話はされましたか?
宮浦:とにかく思い切りやっていこうと話しました。
――ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか?
宮浦:難しい状況でスパイクを打つことが多かったのですが、個人的にもっと決めたかったので、相手が対応してきた時に自分がうまくやれなかったなという印象です。
――明日のスロベニアに向けて、修正していきたいところは?
宮浦:攻撃面で少し迷いがあったというか、その分、決断が遅れたところがあるので、自分の中で殻を破って、しっかり行くところは行くというのはやっていかなければいけないなと思っています。
写真:縞茉未、坂本清
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