全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>石川祐希主将「コンビやレセプションの連係、スパイクの打ち方など課題が多く出たが、やるべきことが明確になったのは収穫」 VNLスロベニア戦会見

会見・コメント

2024-06-10 15:25 追加

石川祐希主将「コンビやレセプションの連係、スパイクの打ち方など課題が多く出たが、やるべきことが明確になったのは収穫」 VNLスロベニア戦会見

VNL男子 スロベニア戦 石川祐希主将会見コメント

全日本代表 男子

 6月8日に西日本総合展示場 新館(福岡県北九州市)で行われたバレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子大会日本対スロベニア戦、試合後の石川祐希主将の記者会見コメントをお届けする。今大会は選手の会見が最終日の石川主将のみであったため、スロベニア戦を含めた福岡大会全体を通しての内容となった。

――福岡大会で戦ってみて、日本チームと個人としての総括は?

石川:まず、この4試合含めて 3勝1敗で終われたことはひとつ大きい。大きいというか、やるべきことはやったと思います。ポーランド戦はメンバーを変えて負けてしまいましたけど、そこでも 勝ちたかったですし、メンバー変わっても強い日本チームを見せたかったですけど…。0-3で第3セット以外は20点取れなかったので、そこは反省点もありますし、今日に関してもまだまだうまくいかないところだったり、課題点は多く見られたので、改善点はまだたくさんあるチームだなと思います。それでもしっかり結果として1敗しかしなかったというところは評価できるかなと思うので、この後フィリピンラウンド、 そしてファイナル、その後パリオリンピックと時間があるようでないので、どれだけ完成度を高められるか。そして、ピークは絶対オリンピックなので、そこにどう持っていくかも調整していければいいなと思います。

個人的には 3試合出場してなかなかいいプレーを見せることはできなかったですけど、合流して間もないので 試合するのも久しぶりですし、そこに関しては少しずつ上げていければいいかなと個人的に思っています。もう本当に調整というか、強化できるところは限られていますし、時間も短いので、とにかくいい状態で パリに向けて臨めるように準備していきたいと思います。

――ファイナル、オリンピックで最終的にはオリンピックでのメダルが目標だと思いますが、そこで改めて世界の強豪のチームに勝ち切るためにチームとして必要なこと、今「完成度」という言葉がありましたが、具体的には?

石川:この4ラウンド含めて、まだトスと合っていない部分もありますし、チャンスボールが返ってきたら1点取りきれてないところもあるので、そういったチャンスボールだったり、 1点取るべきところでは当たり前にしっかり取れないといけないなと思います。

あとはコンビを合わせることと、サーブはいいんですけど、レセプションとの関係性もまだ改善点がたくさんあると思います。 今日は自分たちのサーブはよかったので、サーブがいいチームに対してどれだけサーブレシーブをキープできるのか、耐えられるのかっていうところが、パリオリンピックで勝つためには必要になってくると思います。ドイツ戦のようにサービスエースをたくさん取られていたら、たとえ勝ちはしてもフルセットまで行ったりとか危ない試合になるので。僕たちの強みはディフェンスだったりレセプションというところもあるので、そこをもう一度修正する必要があるかなと思います。
攻撃面に関しては、被ブロックが多いと相手のムードになっていったり、相手のペースになっていってしまうので、そこのコントロールももっと必要かなと思います。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事