2024-08-03 06:57 追加
男子日本代表、アメリカに1-3で敗れるも、セット率で決勝トーナメント進出が決まる パリ五輪
パリ五輪 男子予選ラウンド 日本対アメリカ戦の結果
全日本代表 男子
パリ五輪男子バレーボール競技は日本時間の3日、フランス・パリで予選ラウンド第3戦を行い、日本はアメリカと対戦した。セット率の関係で1セットをとれば決勝トーナメント進出が決まるという1戦。第3セットをとった日本はセットカウント1-3(16-25、18-25、25-18、19-25)で敗れはしたものの、決勝トーナメント進出を決めた。
日本チームのスターティングメンバーは、西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大、髙橋藍、石川祐希(主将)、リベロ・山本智大。
第1セット、西田の攻撃で日本が先制点。アメリカに3連続得点されたところで会場の照明が落ち、3分ほど試合が中断する。試合再開後、アメリカはラッセルらの活躍で着実に得点を重ね、日本は10-14の場面でタイムアウトをとるが、日本の攻撃が連続ブロックされ、13-20の場面でタイムアウトを使い果たす。終盤、石川を大塚達宣に交代し、2枚替えで深津旭弘、宮浦健人を入れるが、アメリカの勢いを止められず、最後は日本のサーブがアウトになり、16-25でセットを落とす。
第2セット、小野寺に代えて髙橋健太郎を入れてスタート。日本の攻撃が連続ブロックされ、0-5。中盤、髙橋健太郎がブロック、クイックで活躍し、10-14。点差を詰めるもセット後半は引き離される。最後はリリーフサーバーの甲斐優斗のサーブがネットにかかり、18-25で相手にセットを連取される。
第3セット、石川に代え、大塚達宣を入れてスタート。その大塚の活躍もあり、11-7とリードし、アメリカにタイムアウトをとらせる。髙橋藍の調子も上がり、バックアタックを決めて15-9とし、アメリカがタイムアウトを使い果たす。髙橋健太郎のブロック、西田の2連続バックアタックで18-11と日本がリードを広げる。西田もブロックを止め、相手のサーブミスで23-15。アンダーソンのスパイク、サービスエースなどでアメリカに3連続得点されるも、最後は山内のサービスエースで25-18で日本がセットを奪取。この時点で日本の決勝トーナメント進出が決まった。
第4セット、西田の活躍で拮抗した展開に。しかし、セット後半、アメリカが抜け出す。大塚、髙橋藍の攻撃も決まり、15-15と一度は同点に追いつくが、アメリカが4連続得点。終盤もアメリカのミドルが機能し、最後はラッセルが決めて、19-25。この試合の結果、アメリカはプールC首位に。日本は1-3で敗れはしたが、セット率でベスト8入りを果たし、決勝トーナメント進出を決めた。
写真:FIVB
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