2024-08-09 11:34 追加
バレーボール女子、準決勝結果とコメント。アメリカ・キライ監督「スキナーとプラマーの活躍を見るのは楽しい」 パリ五輪
Others

トルコのアップゾーンに詰めかけるファン。試合前から盛り上がる(写真:FIVB)
■第2試合 イタリアが初の決勝へ
トルコ0-3イタリア(22-25、19-25、22-25)
第1セット、トルコが3連続ブロックで9-5とリードするが、シラのエース、ダネージのブロックで16-17とイタリアが逆転。バルガスが2度アタックラインを踏むファウルで、16-20と離される。シラが2段トスを打ち切りセットポイント。トルコのレセプションの乱れを押し込みイタリアが先取する。
第2セットはエゴヌ、バルガスの打ち合いのラリーで11-10と1点を争う。トルコのバラドゥンのスパイク、ギュネスのブロックで15-13とトルコが前に出る。しかしそこからイタリアが4連続得点。終盤はアントロポワのスパイク、エース2本で、イタリアがセットカウント0-2とした。
第3セットはエルデンのブロックで6-3とリードする。中盤もエルデン、ダネージと両チームのミドルがブロックを取り合い、18-17となるが、僅差でトルコがセット取得に望みをつなぐ。トルコはエゴヌのスパイクを拾い、バルガスが決め、22-21。しかし、ここからイタリアのファーが2連続ブロックでマッチポイントを握る。シラがスパイクを決め、22-25。イタリアが初の決勝進出を果たした。1試合平均26得点のバルガスをこの日は17得点(これでも十分すごいのだが)に抑え込んだイタリアのミドル2人の活躍が光った。
●イタリア、OHボゼッティ:数日前に対戦したばかりのチームとまた試合をするのは、容易な事ではありません。試合に集中し続けるように努めました。それによっていい仕事ができたと思います。難しい局面では、ベラスコ監督がいつも言っている事を思い出しました。「ここに、今」集中しなさい、という事です。それがとても役に立ちました。人々は決勝に来たことで既に歴史的快挙と言っていますが、私たちは金メダルを取りたいです。決勝も今日のような流れで行く必要があると思います。

ブロックで頑張ったボゼッティ(9番)とファー(19番) (写真:FIVB)
●トルコ、MBエルデン:準決勝は本当に勝ちたかったけれど、できませんでした。イタリアは本当に落ち着いていて、私たちのペースに持っていけませんでした。リードしていても、セットを取り切ることができませんでした。今はとても悲しいですが、準決勝までこれたことは、私たちにとって、とても大きな事です。メダルを取って終わりたいと思います。ブラジルもそれを望んでいると思いますが、ベストを尽くします。彼女たちは本当にいいチームです。私たちはサーブを向こうより上回ること。そうでなければ、彼女たちのサイドアウトは非常に強力だからです。

トルコのエルデン(14番)も何度もエゴヌを止めたのだが……(写真:FIVB)
同じカテゴリの最近の記事
- 埼玉上尾・山中宏予「相手が前に詰めてきているケースが多かったので、長いコースを意識してアタックを打った」 SV女子 [SV女子] / 2025.03.14
- 虎視眈々と初代女王を狙うSAGA久光スプリングス。荒木彩花「サイド陣が苦しいときにそれを助けるのがミドル」、西村弥菜美「チームとして何を目指しているか」 SV女子 [SV女子] / 2025.03.07
- 大阪B・山本智大「アスリートは相手へのリスペクトがあり、相手があってのスポーツ」 SV男子会見 [SV男子] / 2025.03.07
- 今は試練、槍は投げても投げやりにはならず。クボタスピアーズ大阪・柳田歩輝「勝負所には自信がある。ラリーの中でしっかりディフェンスに加わることを意識したい」 Ⅴ男子 [V男子] / 2025.03.06
- ヴィアティン三重・倉田真監督「選手の自主性が良い結果を生んでいる」、本部翔太「いつも通り天然のプレーです」 V男子 [V男子] / 2025.03.05
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.