2024-10-27 11:26 追加
元NEC川崎の小島満菜美、ダニ・ドルーズがアスリーツアンリミテッドに参戦中
パリ五輪代表の小島満菜美が参戦中! アメリカのプロリーグ「アスリーツアンリミテッド」
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NECレッドロケッツ川崎からアメリカプロリーグへ移籍した小島満菜美選手。まずは、アスリーツアンリミテッド(Athletes Unlimited以下、AU)に参戦中だ。昨シーズン同じチームに所属したダニ(ダニエル)・ドルーズ選手もアメリカに戻り、小島選手と一緒に戦っている。
■斬新なプロリーグ
AUは、2021年にアメリカで開幕した女子バレーのプロリーグで、他のリーグとは、やり方が大きく異なる。優勝チームを決定するのではなく、選手個人の成績で上位4人の表彰選手を競う。選手は44人で、4人のキャプテンがドラフト会議によってチームメイトを選ぶ。選手の出場機会が多くなるように、1チームは11人。チームのホームタウンがなく、毎年違う一都市での開催となる。週に3試合、5週間のリーグ。試合は連戦による体の負担を軽減するために、3セット制。2-0となった場合でも、もう1セット戦い、3セットの合計得点で勝敗を決める。
個人成績のポイントは従来の決定率何%というランキングではなく、決定ポイントとエラーポイントで計算される。例えば、サービスエースは⒓ポイント、サーブミスはマイナス8ポイントになる。サーブのレセプションはパスの成功が2ポイントに対し、エラーはマイナス12ポイント。ブロックは成功が⒓ポイントだが、エラーのマイナスはない、などと各プレーについてポイントが計算される。これにセット毎と試合に勝利したチームポイント、また各試合で3人のMVPポイントが獲得できる(詳しくは公式サイトのabout our formatで)。個人とチームのポイントを5週間合計して、最優秀選手他、表彰選手が選ばれる。
(リーグの詳しい内容は、バレーボールマガジンのコラム欄2021年2月26日、3月17日、4月20日、2022年4月2日、5月6日をご覧ください。アメリカ女子バレーで検索可)
■母国アメリカに戻ったダニ・ドルーズ選手インタビュー
―昨シーズンの日本のVリーグの経験はいかがでしたか。
ダニ・ドルーズ選手(以下、ダニ):日本でプレーしたことは本当に素晴らしい経験でした。選手としても個人としても色々学び、成長できたと感じました。プレーできて本当に良かったです!
―日本のチームは守備が良く、スピードがあるという様なイメージがありますが、実際に日本のチームに入ってプレーをしてみて、どのように感じましたか。
ダニ:私がいたNECレッドロケッツは素晴らしいチームです。すべてのボールコントロールのスキルにおいて、技術が高く統制されていたと思います。攻撃はとてもバランスがとれていて、前衛でも後衛でもコンビネーションの種類が豊富でした。またオポジットのポジションに入ったのも、私にとって新たな経験でした。
―今年、AUにカムバックしました。2022年のあなたの素晴らしい活躍をよく覚えています。あなたとベタニア・デ・ラ・クルス‐メヒア選手のハイレベルな戦いをまた見れるのが楽しみです。新しいシーズンの抱負を聞かせて下さい。
ダニ:ここに戻ってきて、毎週新しいチームで勝つための方法を探り試していくことに挑戦していきたいです。毎週、それに向けて取り組んでいるところです。
―あなたが日本へ行ったのとは逆に、今度はNECレッドロケッツ川崎のチームメイトだった小島選手がアメリカに来ました。彼女に何かアドバイスはありますか。
ダニ:マナミは私が一緒にプレーする機会があった選手の中で、最高のリベロの一人です。これからも大胆にそして自由にプレーし続けるように、と伝えたいです。言葉の制限にとらわれずに、彼女は勝つ方法を見つける素晴らしい競争相手だと思います。
―日本のバレーファンにメッセージをお願いします。
ダニ:応援して下さって本当にありがとうございます。これからも一生懸命に努力していきたいですし、日本が大好きでありたいと思っています。
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