2024-11-16 10:41 追加
信州ブリリアントアリーズ 原秀治監督「今季のアリーズは4枚攻撃。俺はリベロを第2のセッターにする」、横田実穂主将「キャプテンとして常にポジティブでありたい」 Ⅴリーグ女子
V女子
GAME2 信州Aries 3(25-20、22-25、25-17、25-19)1 東京
●舛田紗淑選手(アウトサイドヒッター)
昨日決まってた攻撃が上手く決まらず、自分たちの時間帯をなかなか作ることができませんでした。
前半は厳しい場面が続いていましたが、悪い状況の中でも途中交代の選手も含めて全員で戦うことができたことは大きいです。
(試合内でのリカバリーは)この先の長いリーグを戦っていく上で絶対必要なことだと思うので、自分たちの自信にも繋がった部分だと思います。
悪い流れの中で立て直せたのはすごく良かったなと思います。
――途中から入って苦しい流れを変えました。高い技術力を見せてくれましたが、どういうプレーで流れを変えようと思った?
舛田:この2日間の試合、流れが悪くなったら途中から出て流れを変えるという立ち位置でした。
自分が入ったときには最後に決め切ることを考えていました。やっぱりそれがチームに一番勢いをもたらすと思っています。
今シーズンからはサーブを今までとは変えました。効果的に打てていますので、そのサーブとスパイクでチームに点数をもたらす。そこから勢いをつけていこうという気持ちで準備していました。
――村山さんが昨シーズンで引退。舛田選手が大黒柱として頼りにされることも多いと思います。
舛田:昨シーズンはミカがいたので、自分はレシーブに重きを置いて考えていました。
今シーズンは自分自身、体をしっかり作る期間も取れました。得点を取る、フロントだけではなくバックでもバックアタックを打って4枚攻撃で仕掛けていくということに力を入れています。
試合を重ねながらものにしていきたいですね。
もちろんレシーブでも柱として、自分で取ってスパイクを決めにいくことを常に意識してやっています。
●田川紘美選手(リベロ)
出だしがあまり良くなくて自分たちのリズムをなかなか掴めない中での戦いでした。
全員が苦しかったと思うのですが、勝ちに持っていけたことはこれからの自信にもなると思います。
今シーズンからリーグが新しくなりました。連日同じ相手と戦うので、土曜日と日曜の戦い方を作っていくことが課題になると思いました。
――今シーズンリベロとして起用されることになりましたが、このポジションに対しては?
田川:自分はディグや繋ぎが強みだと思っています。1本目にどんなボールが上がってきても自分がつなげる。それを目標に頑張りたいと思っています。
ブロックを抜けてきたボールをディグでしっかり上げる。みんなに声をかけて支えていけたらと思います。
――リベロ経験は?
田川:6人制ではないですね(田川選手は9人制も経験)。
――監督からは第2のセッターとして期待していると。実際オーバーハンドでトスを出している場面もありましたね。
田川:セッターが1本目を上げたら私が2本目を上げる。それ以外でもコートの後ろに来たボールが全部攻撃につなげられるようにみんなと練習をしています。
――最近テレビで高校生時代の活躍が放映されましたね。
田川:いろいろな方から連絡をもらいました。今日もテレビを見て、試合に来てくださった方がいらっしゃるみたいです(笑)。
●関沢小雪選手(オポジット)
途中からの出場になりました。昨シーズンも途中から出場してあまり上手くプレーできずに悔しい思いがありました。緊張もしたのですけれどもその悔いを晴らすために思い切りやろうという気持ちでコートに入りました。
――第3、第4セット、どういう狙いをもってコートに入った?
関沢:どちらのセットも途中から入るということで、自分のプレーでチームの流れを変えたいという気持ちがありました。
去年も途中出場がありましたが、あまり良い結果を残せなかった…今日は緊張もあったのですがとにかく思いっきりプレーをしようという気持ちで入りました。
家族やファン、今までお世話になった皆さんや応援してくださる方々に良いプレーを見せたい。その気持ちを込めて全力でプレーしたいと思いました。
――特に第4セットの活躍が目覚ましかったですね。具体的にどういう狙いを持って攻撃した?
関沢:今までは自分が良い形で打てない時にはフェイントとか、相手のいるところに弱いボールで返してしまったりすることが多くありました。今日は思いっきり打ち抜くことを意識してプレーしました。
――今シーズンの抱負は?
関沢:私はスタートからではなく、途中からの出場が多くなると思います。そこでいかに結果を残せるか。途中からでもしっかり動けるような体作りをしていかないといけないと思います。どんなトスでも打ち切るようなメンタルとかも必要だと思うので、頑張っていきたいです。
●山村涼香選手(ミドルブロッカー)
相手がしっかり対策をしてきました。なかなか流れを掴めないまま始まりましたが、終盤には自分たちの持ち味が出たと思います。勝ち切れたことは自信になったと思います。次の仙台戦に向けてさらに良いチームになれるように頑張っていきたいと思います。
――個人としてはどういう持ち味を出しながらプレーした?
山村:ミドルの中では身長はそんなに大きい方ではないかもしれません。でも、ジャンプ力を武器にしてブロックも高さをしっかり出していけていると思っています。私の高さを見て欲しいですね。相手との駆け引きの中の1点でチームの流れを変えたいと思ってプレーしています。
今シーズンは昨シーズンよりさらに成長して…3年目になるので年下の選手のことも見ながら自分も伸び伸びできるようにやっていきたいです。
●王美懿(ワン・メイイ-)選手(オポジット・元中国代表)
今回初めて日本のチームと試合をしました。ディフェンス力のある相手でした。
これからは2日連続の試合に慣れなければいけない。次の試合に向けて、チームメイトと協力して課題を克服していきたいと思います。
――日本バレーの感想は?
メイ:日本はバレー人口がとても多いですね。日本のバレーを学びたいという希望もありました。
――どういうところを学びたい?
メイ:繋ぎや細かいトレーニングですね。
――アリーズでどのようなプレーをしていきたい?
メイ:攻撃力でチームに貢献したいです。単純なライトからのスパイクだけではなく、多彩なコンビネーションも組んでいきたいと思います。
●小山晴那選手(セッター)
途中から入って緊張はありましたが、練習でやってきたことを出そうと思い切ってプレーしました。
――セッターとしてどうやって流れを変えようと思った?
小山:ミホさん(横田実穂主将)より少し身長が高い分、高さを活かすコンビを考えてプレーしました。スパイカーが打ちやすいトスを意識して配球しました。
――コートに入った時は?
小山:やってやろう、という意気込みはありました(笑)。
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