2024-12-12 08:24 追加
三姉妹SVリーガー 大阪マーヴェラス・目黒優佳「三女との対戦はなんか変な感じでした(笑)」、志摩美古都「髙相みな実選手は私の目標。対戦はやっぱりなんか変な感じでした(笑)」SV女子
SV女子
●酒井大祐監督
第1セットから群馬さんのブロックディフェンスが良かったですね。こちらのスパイクが上げられて切り替えされるシーンが多くありました。
それでもなんとかセットを取れたのですが、第2セットに入るとさらに状況は難しくなり、スパイクが決まらなくなっていきました。セッターとアタッカーのコネクションも少し良くなかったかなと思います。
第3セットでは1本目の質に注意してスタートしました。そこで自分たちのリズムを取り戻すことができました。
――ここまでリーグ首位ですが、手ごたえは?
酒井:長いシーズンです。首位であることはあまり自分の中では意識していないですね。今の段階は順位より自分たちが最終的に優勝するための武器を得ていく過程と捉えています。それを追い求めてやっています。
――会津のデンソー戦で初の敗戦、そして連敗。あの時は悔しい試合だったと思いますがそこからギアが上がった?
酒井:どうでしょう。みなさんはどう見えますかね?
我々の課題はアウェーの戦い方ですね。特にその点において「男子と少し雰囲気が違うな」と感じています。デンソーの時もそうですし、他のアウェーでも、ですね。
相手を受けてしまうようなシーンが多いというか、守りに入ってしまうというか。普段持っているのものがスタートでなかなか出し切れていない。
無意識に相手の出方を見ているのかもしれませんし、いろんな要因があるのかなと思っています。
そのあたりの理由がまだ自分の中でも明確にはなっていないですね。
――女子を指導する中での新たな発見?
酒井:そうですね。「発見」ですね。そしてまだ自分の中では解決できていない。
もちろんみんなスタートの課題を打破しようとやってくれていますし、その姿勢をすごくリスペクトしています。
その中で心の持ち方や、相手にどう立ち向かっていくか、もっと楽な展開にするための方法は何か? 探索しながらこれから作っていけるのではと思っています。
足りていないものを見つけて、終盤にそれが発揮できるようになれば、より(優勝に)近づいていくと思っています。
――スタートで相手のブロックディフェンスに苦しめられたということでしたが、最終セットはワンサイドの展開となりました。
その理由は?
酒井:自チームのサーブは機能していましたのでその次の展開に問題があったと思っています。
まずスパイクがきちんとハードヒットできているかどうか、次にヒットしたボールが相手のブロック&ディグに対してどうだったのか。序盤のセットではそのどこかの段階で問題があったということだと思います。
――ゲームの中で大きくやり方を変えた点はあった?
酒井:田中瑞稀と西川有喜を替えましたが、そのくらいですね。大きな変更はしていません。ただ、人が替わることだけでも相手にとっては嫌なことだと思います。
逆に群馬さんの2枚替えのやり方もこちらは注意すべきポイントとして捉えていました。
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