2024-12-14 09:04 追加
女子は筑波大が昨年覇者のNEC川崎を破り、ベスト8に。男子はシードの8チームが準々決勝進出 天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド
天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドの結果
SV女子 / SV男子 / V男子 / 大学バレー 女子 / 大学バレー 男子
令和6年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは13日、Asueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で男女の2回戦が行われた。2回戦からSV男女のシードとなっている各8チーム(昨年V1の上位8チーム)が登場し、熱戦を繰り広げた。
女子の第1試合では昨年覇者のNEC川崎が筑波大と対戦。世界クラブ選手権と日程が重なるため、少ない登録人数で試合に臨んだ。NEC川崎はSVリーグでは出場機会の少ない田中瑠奈、原嶋睦夢、伊藤一葉らが奮闘。澤田由佳主将、山内美咲らベテランもチームを引っ張り、第1セットを先取する。しかし、第2・第3セットは試合の流れが筑波大に。NEC川崎は第4セットも接戦の末奪取し、フルセットに持ち込む。最終セットは一進一退の攻防となり、デュースの激闘となるが、筑波大が20-18でセットを取りきって勝利。大学勢で男女を通じて唯一、準々決勝に駒を進めた。女子では東京女子体育大もフルメンバーの大阪MVから1セットを奪う健闘を見せた。
一方の男子も天理大がサントリーから、東亜大が東レ静岡から1セットを奪い、会場が大きな拍手に包まれた。男子はこの2試合を除いてSVリーグのシードチームがストレート勝利。Vリーグと大学勢はすべて2回戦で姿を消した。
14日は同じ会場で準々決勝の男女各4試合が行われる。
【2回戦の結果】
■男子
北海道イエロースターズ 0-3 広島サンダーズ
ウルフドッグス名古屋 3-0 中京大学
VC長野トライデンツ 0-3 ジェイテクトSTINGS愛知
サントリーサンバーズ大阪 3-1 天理大学
アイシンティルマーレ碧南 0-3 大阪ブルテオン
東京グレートベアーズ 3-0 東海大学
クボタスピアーズ大阪 0-3 日本製鉄堺ブレイザーズ
東レアローズ静岡 3-1 東亜大
■女子
ヴィクトリーナ姫路 3-0 クインシーズ刈谷
デンソーエアリービーズ 3-1 アランマーレ山形
岡山シーガルズ 3-2 東レアローズ滋賀
NECレッドロケッツ川崎 2-3 筑波大学
東京女子体育大学 1-3 大阪マーヴェラス
Astemoリヴァーレ茨城 1-3 PFUブルーキャッツ石川かほく
KUROBEアクアフェアリーズ 0-3 SAGA久光スプリングス
埼玉上尾メディックス 3-0 青山学院大学
【準々決勝の組み合わせ】
■男子
サントリーサンバーズ大阪 ✕ ジェイテクトSTINGS愛知
ウルフドッグス名古屋 ✕ 広島サンダーズ
東レアローズ静岡 ✕ 日本製鉄堺ブレイザーズ
東京グレートベアーズ ✕ 大阪ブルテオン
■女子
筑波大学 ✕ 岡山シーガルズ
デンソーエアリービーズ ✕ ヴィクトリーナ姫路
埼玉上尾メディックス ✕ SAGA久光スプリングス
PFUブルーキャッツ石川かほく ✕ 大阪マーヴェラス
写真:坂本清、堀江丈
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