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会見・コメント

2024-12-20 10:12 追加

新たな武器で皇后杯決勝に挑むヴィクトリーナ姫路・佐々木千紘 V2降格からSVリーグの舞台へ「あの時があったから今がある」

ヴィクトリーナ姫路・佐々木千紘インタビュー 

Others / SV女子

令和6年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会よりヴィクトリーナ姫路・佐々木千紘選手のインタビューをお届けする。

ヴィクトリーナ姫路は岡山シーガルズを破り、決勝進出。インタビューは2回戦、および準決勝後に行ったものを編集した。

■ヴィクトリーナ姫路

●佐々木千紘選手(ミドルブロッカー)

――今大会、リリーフサーバーとして良い活躍をされています。この大会での自分の目標は?

佐々木:チームの目標は優勝です。そこに向かって自分の役割を果たすことですね。
自分はサーブで試合に出ることが多くなっています。
サーブから良い流れを持って来る、相手を崩して自分たちのチャンスにする、そしてブレイクを長く保てるように頑張っています。

――初戦ではサーブだけでなくフロントでのプレータイムも多く得られましたね。

佐々木:相手が高校生だったのですが、まずは自分のできることに取り組みました。その中でサーブブレイクも多く取れたので良かったと思います。

――昨シーズンV2(Vリーグ2部)でサーブ賞を受賞しました。V2とはいえサーブが良い選手はたくさんいますし、姫路の同僚もライバルです。サーブ賞を獲得したことをどう捉えている?

佐々木:自分はあまりサーブは得意ではなかったんです。でも昨シーズンはリリーフサーバ-として試合に出る機会をたくさんいただきました。
試合を重ねながら自信を積み重ねていけました。

――少ないプレー時間の中で確実に結果を残す。簡単なことではありませんね。

佐々木:途中から試合に入るプレッシャーは多少なりともあります。でも、それを楽しむというか…限られた時間の中で自分の良いところを出すぞという気持ちでプレーしています。

――サーブ打った後、ディグをする機会が多くあるような?

佐々木:狙われてるかもしれませんね(笑)

――見事なワンハンドディグも見せてくれました。フロアディフェンスも意識して練習している?

佐々木:昨シーズンからリリーフサーブで出ることが多くなったので、以前よりディグやボールに対するハンドリングに意識して取り組んでいます。

――ディフェンスに対する自信のほどは?

佐々木:来たボールは全部上げてやるという気持ちでコートに入っています(笑)

――2シーズン前、入替戦でアランマーレ山形に負けてV2降格。昨季は悔しい思いを抱えた1年間だったと思います。あの時から自分の中で変わったことは?

佐々木:あの時は本当に悔しかった。そこからの切り替えが難しかった時期もありました。
降格の翌シーズン、新チーム立ち上げの時に自分はこのチームで何をするべきか改めて考えて、そこにフォーカスしてしっかりトレーニングに取り組みました。
あの時があったからこそ今がある。より自分のプレーを見つめ直すきっかけになったと思っています。

――いよいよ皇后杯決勝の舞台に立ちます。抱負は?

佐々木:チームが目標としているところまであと一歩。自分の役割を全うできるようにしっかり準備して迎えたいと思います。

――ファンに向けて今季を通じてのメッセージを。

佐々木:多くの方々、ヴィクトリーナのファンの皆さんが会場で声援を送ってくださったり、配信を見てくださっています。
皆さんから後押しをもらっているので、その期待に応えられるように、チーム全員が一緒に頑張っていきたいと思っています。
目標はリーグでの優勝。それに向かって一戦一戦頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします。

撮影 堀江丈

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