2014-06-27 12:36 追加
石川祐希・椿山竜介・王金剛
今注目の3名の談話
全日本代表 男子
ワールドリーグも残すところあと2戦となった。今週新たに椿山竜介が合流した。また、26日にはJVAから2020東京五輪で活躍が見込まれる年代を対象にした強化方針『Project CORE』が発表され、出耒田敬、石川祐希らが選出された。そんな彼らを含めた数名の選手の、今年の全日本シニアの始動会見でのコメントをお送りする。
――今回初選出ですよね。
はい、そうです。
――サントリーに入る前につくばユナイテッドで何度か見せていただいたのですが、あの時はミドルでした。
はい。
――今回はオポジットでの登録ですが、選ばれてみて。
はじめて選ばれたんで、張り切っています。自分の持ち味はサーブとスパイクだと思っているんで、そこを何とか、他の選手とは違った形で発揮していけたら。
――パワースパイク、パワーサーブが持ち味ですか。
そうです。あとは思い切りの良さとか。全部出していけたらなと思います。
――代表経験というのは、たとえばジュニアとかユニバとか。
ないです。本当に初体験です。
――では、選出は結構嬉しかった?
嬉しい…嬉しい…そうっすね、「あ、選ばれた」って(笑)。それくらいです。まあ、頑張りますよ!
――全日本の印象は。
今までの東レのやり方と違っているので、新鮮な気持ちでやっています。毎日わくわくしている。いろんな勉強ができています。
――セッターとしては、どんなことを要求されていますか。
速いコンビなので、どうしてもアタッカーもセッターもタイミングをとることが非常に大事になってきます。トスを出すタイミングがとても大事。その出すタイミングを一点にできるように、常に言われているんです。それをもうちょっと意識してやらないと、南部さんが求めているバレーに近づけない。一定のタイミングでトスを出せるようにしないと。
――中国から帰化されての代表選出ですけど、日の丸を背負うことについての思いは。
帰化した時点でトップを目指す気持ちがあったので、南部さんが僕を選んでくれたのは非常にありがたく、それに答えられるように全力を出したい。
――高さが持ち味だと思うが、これまで合わせていない選手と合わせる上で気をつけているのは。
僕の高さを活かすためには、やっぱりアタッカーと上手く合わせていかないといけない。たとえば福澤君とか清水君は普段深津君と合わせているから、やっぱり全然高さが違うと思うんですよね。でもそれはすぐ合うと思うんで。同じバレーをやってるので。お互いに理解をしないと、タイミングを合わせるのは難しいですけどね。そこはコミュニケーションをとっていきたいです。
チャンスがあったらどんどんアピールしたいし、何でもやります。出てなくても応援を一生懸命やります。
――いずれ近いうちに全日本に入るだろうと思っていたでしょうけど。
でも、こんなに早く入るとは思わなかったですね。
――中大スポーツで「目標は全日本に入ること」とありましたが、実際に選ばれた時どういうことを思われたか教えてください。
うれしかったです。
――最初いつどういう形で知らされましたか?
大学の監督から紙をもらって初めて知りました。
――いつごろ?
4月の初めか3月の終わりです。
――練習には参加されているんですか?
いえ、参加してないです。今日、合流しました。
――合流してみて雰囲気はどうでしょう?
やっぱり味わったことのない雰囲気でした。意外ともっとなんかピリッとしてる雰囲気なのかなと思ってたんですけど、意外とゆったりというかしてる感じがしました。
――全日本男子にはどういうイメージを持っていますか?
チームという感じではなく、個人に対してのイメージしかないですね。
――個人では誰をイメージしてる?
福澤さんとか、清水さんとか、米山さんのレシーブや巧さ。
――福澤くんに関してはどういうところ?
自分と同じくらいの背で、自分より高いジャンプ力でスパイクとか切れもある。
――追いつき、追い越すために自分に必要な事ってどういうことだと思いますか?
やっぱりまずジャンプして高さをもっと今より上げないといけないなと思っています
――今は結果を見ずに底上げをというお話があったと思うんですけど。
監督からミーティングとかで、今は結果とかはすぐ出るものじゃないけど諦めずに意識高くもって頑張っていこうと言われているので、結果関係なく自分たちのできることを精一杯やらないといけないなと思いました。
――日本代表チームとしては、最近国際舞台でなかなか結果が出ないところありますけどもご自身としては世界との距離感とか世界でやるということへのイメージはどういう風に持ってますか?
まだそんなに国際大会とかを経験していないので。まあユースやジュニアでは経験しましたけどシニアはまだなので、どんなものか解らないですけど、ユースジュニアよりももっとはるかレベルの高いものだろうなぁと自分では想像しています。
――早くやってみたいとかそういう気持ちは?
ありますね。まずは選ばれてコートに立ってプレイできるようになることが目標ですね。
――今までなかなか大学生の選手は、JVAと大学との間でなかなか選手を呼びたくても呼べないという状況もあったんですけど、石川君自身としてはどうですか。
出れるのであればやっぱり呼んでいただきたいです。
――大学よりも優先してとはなかなか言いづらいと思いますが、それでもやっぱり全日本でもっと経験積みたいっていう意識が強いですか?
はい、でもまだ大学もテストとかあるんで、まだどういうものかもまだ自分ではっきりとは解ってないので、なんとも言えないですけど、やっぱりこっちでバレーはやりたいですね。
――最年少で選ばれましたけど、リオとか東京に向けて周囲の期待を感じていますか?
自分はやらないといけないなと思ってますけど、プレッシャーという程には感じていないです。今の力では世界ではまだぜんぜん通用しないとは思っています。
――東京オリンピックのことは。
大学生になって新しい生活になって、さらに全日本に選ばれたということで、前まではまだ先かなと思ってたんですけど、今はちょっと近いかなという感じではあります。リオはもうすぐそこですよね。選ばれたら精一杯やります。
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