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会見・コメント

2025-01-18 08:00 追加

東京GB・後藤陸翔「速いバレーボールスタイルに対して突き通す心がなかった」 SV男子会見

SV男子

●カスパーヴオリネン監督

日本では敬意を込めてお疲れ様ですと挨拶するのですが、今日に関してはそれほど監督としていいことをしたか、ちょっと疑わしいところがありました。
本日の試合をイベントとして見れば素晴らしいものだったと思います。ファンの皆様もたくさんいらっしゃって下さいましたし、素晴らしいゲストもいらっしゃいました。始球式もいいものとなりました。
接戦を含めイベントとしてみると成功したとは思っています。
ヴォレアスさんは素晴らしい勝利を納められてサーブ素晴らしかったですし、レシーブも良かったと思います。
ヴォレアスさんの戦術が今回うまく嵌った形になったのが、(ヴォレアスの)勝利に繋がったと思います。
我々には多くの問題がありました。
シンプルに我々はうまくプレーできず、それ以外のこれといった言い訳はありません。
我々はブレイクポイントとしては良かった連続ポイントが繋がったので、いいポイントシチュエーション多かったです。
両チームサイドアウトがうまくいってないシチュエーションが多かったです。
中でも我々が特にサイドアウトが悪かったので、こういった結果に繋がったと思っています。

――サイドアウトがうまくいかなかったことについて。
ヴオリネン:ゲーム後に確認をしたところ、相手の方が数字は高かったです。
我々に関してはマチェ(ムザイマチェイ)のオフェンスが一番良かったです。
周りがもう少し頑張れば良かったのかなと思います。
ヴォレアスのサーブは良かったですが、レセプション(サーブレシーブ)としては勝つために必要な数字が出ていたと思います。

――後藤選手が速いトスに対して2枚ブロックがついてくるケースが多くそれに苦しめられたということを言っていたが対策はしていたか?
ヴオリネン:2枚ブロックがついた原因は、マチェのボジション1(バックライト)からのアタックが決まっていなく、向こうがレフトに(ブロックを)寄ってくる戦術を取ったからです。
そういった意味では向こうの選手が良かったです。
2枚ブロックであっても得点することは大切なスキルなのでそれを学ぶいい機会になったと思います。
全体的にヴォレアスさんは素晴らしいバレーをしていました。

――(フェレイラ)アレックス選手が中盤ブロックで止められる場面が多く見えたが選手交代という選択肢はあったか?
ヴオリネン:アレックスは経験豊富な素晴らしい選手です。
そういった選手に対しての交代というのは何度止められようが、彼に託してキルをしてもらうまでになっています。
そういった面では彼の運がなかったとも言えると思います。

――助走に入れずスタンディングでアタックを打つ場面が多く見えたが、コンディション面はどうだったか?
ヴオリネン:ブロックされた後にアプローチをどうしても取れない状況は多くあると思います。
そういったところを想定して練習をしているものですが、今回に限ってはそれがうまくいかず、キルできなかったポイントがあると思います。
コンディションに関してはバレーボール選手が長い期間シーズンとしてやっていると、体に痛みを感じることがあると思います。
プロとして痛みを感じながらもやるべきことはすべきだと思っているのでそういった点ではコンディション悪くなかったです

――来週に向けて。
ヴオリネン:グレートベアーズは全力でコンプリートし続けることはお約束します。
これからホームゲームが続くので、凄く嬉しく思っております。
日鉄堺BZ戦は本当に楽しみなゲームです。
日鉄堺BZは天皇杯でもうまくやっていましたし、コンディションも凄くいいと思います。
そういった意味でも、皆様にファンの皆様に良い試合をお届けできたら嬉しく思います。

写真:黒羽白

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