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2025-02-04 23:13 追加

石川祐希所属ペルージャが連敗ストップ。石川は伊リーグ通算3000得点達成「チームとしても調子を取り戻しつつある」 イタリア1部

イタリアセリエA ペルージャ対ターラント戦の結果

Others / 全日本代表 男子

 プロバレーボールプレーヤーで日本代表の石川祐希が所属するイタリア・セリエAのペルージャは現地時間の2日、ホームでターラントと対戦。3-0(25-13、25-16、25-22)で勝利し、連敗を脱出した。

 石川は14得点、アタック決定率80%の活躍で、イタリアリーグで通算3,000得点を達成した。

 第1セット、序盤にセメニウクのサービスエースから4連続得点。石川もサーブとパイプ攻撃で4連続得点を挙げた。そのままの勢いで25-13と点差をつけて第1セットを先取。

 第2セットは序盤競り合うも、ルッソのクイックやロセルのブロックで連続得点し、このセットもセメニウクが連続サービスエースを決めて、流れを掴む。石川もブロックやスパイクで得点を挙げ、25-16でペルージャがセットを連取する。

 第3セットは石川がサービスエースを決めるが、ターラントもジロー二が活躍し、序盤はリードを奪われる。しかし、ペルージャはセメニウク、ジャンネッリ、ベンタラのサービスエースなどで逆転。サーブ&ブロックが機能し、点差を広げる。ペルージャは20点台に乗せたところで、第15節の怪我で欠場が続いていたプロト二ツキが石川と交代で出場し、プレー時間は短かったが、復帰を遂げた。このセットも25-22で奪取し、ペルージャがストレート勝利。チームの連敗は「2」でストップした。 MVPはサービスエースを5本決めたセメニウクが獲得した。

 試合後、石川は所属事務所を通じて、次のようにコメントした。

連敗が続き悪い流れでしたので、ターラント戦を3-0でしっかりと勝ちきることができて良かったです。またチームとしてのパフォーマンスも良かったと思いますので、この状態を継続させて行き たいと思います。 個人的にもスパイクは良かったのですが、サーブレセプションには引き続き課題があるので、強化して残りのレギュラーシーズンに向けて備えていきます。 また、ターラント戦では途中からプロトニツキ選手も復帰して、チームとしても調子を取り戻しつ つあるので、ここから前を向いて一戦一戦を戦っていきたいと思います。

 次戦(Super Lega 第19節)は9日(日)イタリア時間18時(日本時間26時)からグロッタッツォリーナと対戦する。

写真:中西美雁

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