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会見・コメント

2025-02-08 07:07 追加

大阪B・西田有志「キルブロックはなかったですが、フロアディフェンスしっかり対応できたところが良かった」 SV男子会見

SV男子

■東レアローズ静岡
●酒井啓輔選手(セッター)

今日は非常に苦しい展開になると思っていました。
想像通りサーブとスパイクに苦しめられて、なかなかこちらのバレーボールができなかったなというのが正直な感想です。
同じ相手と明日も戦うことになっているので、気持ち切り替えてで反省するところは反省して明日に備えたいなと思っています。
●重藤トビアス赳選手(アウトサイドヒッター)※主将

スパイクの強打にやられたというよりかは相手の難攻を簡単に落として相手のリズムにさせちゃったなと思います。
明日はそういう簡単なボールをしっかり取って、得点に繋げられるようにすることが大事だと思います。
●フランチェスコレチネ選手

第2セット目は競り合いになって勝てたゲームだったと思っています。
自分たちのスパイクも第2セット目良かったと思います。
全体的に長いラリーを落としたというパターンが多かったので、もちろん彼らは今非常に強いチームですし、現状リーグ首位ということもありますので勝ちたいと勝たなければいけないっていうところの、少しの差が出たという気がしています。
明日はそれ負けないように頑張りたいと思います。

――レチネ選手に。第2セット流れが変わったと思いますがどのような意識で入ったか?
レチネ:いつもと同じように普通通りにやろうと思っていました。
求められているいいサーブをして、最初のレセプションは自分のところに行きましたので、そこからいいスパイクもするようにという風に心掛けてきました。

――酒井、重藤選手に首位チームと戦って良かった部分と課題について
酒井:課題だと思う部分は相手のサーブがもの凄く良くて、そこから乱されてブロックに捕まるっていうシーンが多いわけではありませんが結構難しかったなっていう印象はあります。
あとはディフェンスの面ではディグの部分でこちらの方が上がりきれてなかったです。
通用した部分は真ん中のゾーンの攻撃クイック、パイプ(バックセンターからのアタック)というところはないかなという風には感じているので、そこを軸にしながら明日もやっていきたいなと思います。

重藤:ディグの差があると思います。
それとブロックの質で間もあまり開かないですし、ブロックが跳んだ横には必ずキャッチボール取る人も必ずいました。
そこで僕らが打つところが結構制限されたなと印象を受けています。
あとはサイドアウト取る能力っていうのは向こうの方が断然上でした。
向こうは序盤サーブミス多かったですが、結局サイドアウトで切れるからサ―ブで攻めようしていました。
僕らブレイクを取るのが精一杯でした。
気楽にベストサーブを打ってきたのかなとマインドの差だと思います。
成果は特ありませんでした。会場が盛り上がるプレーも無かったです。

――酒井選手に。大阪ブルテオンのブロック得点が0でしたが攻撃が通っている手応えはあったか?
酒井:比較的通った方ではありますが、そこまで自分の中で通ったなという感じは少なかったです。
相手のサーブに苦しんでちょっと自分が動いてから何とか決めている感覚はありました。
今(相手のブロック得点が0ということを)聞いて正直驚いています。
相手のブロック得点が無いことはポジティブに捉えて、明日も上がっていければいいなと思います。

――重藤、レチネ選手に。相手のフェイント、軟打に苦しめられている印象だったが途中で切り替えられなかった点はあったか?
重藤:他の映像とか見ると結構ブロックを弾き飛ばすようなスパイクというのが結構印象にありました。
レシーバーも少し硬く構えすぎて相手のトスが乱れているのもかかわらず、いつまでも動きが止まってしまったっていうのはあると思います。
そこの意識を変えるっていうのは、口には出していたんでやろうとはしていたと思いますがそこを体現できなかったのは事実です。

レチネ:自分のミスはやっぱりそのエンドライン沿いに落ちたティップのボールを充分対応できなかったっていうのがありました。
それは強いボールが来るというのを想定してちょっと構えていたところがあって、そのそういったフェイント、軟打対して対応できなかったです。

――リーグの折り返しになりましたけども、日本のリーグのレベルについて。
レチネ:イタリアのインタビューでも答えましたが、(来る前は)ヨーロッパに比べるとレベルが低いと思っていました。
実際はそういうことはなくて、ヨーロッパで自分はかなり一番いつもどこでも一番背の低い選手でした。
ここはそういうわけではなくて、自分より背の低い選手もたくさんプレーしていて、テクニックがあるスタイルのバレーをします。
ブロック、スパイクですとか、そういったところの、そのバレーボールのスタイルがとにかくタイプが違うというところを感じました。
決してレベルが低いということではなくて、ヨーロッパとはタイプとかスタイルが違います。
これもイタリアのインタビューでも言いましたが、その結果自分にはアジャストするのが難しかったりバレーや文化の部分もヨーロッパが違うというところは凄く感じています。

●阿部裕太監督

サーブとスパイクでかなり力負けってところで自分たちのいいところも出せませんでした。
コントロールできる部分自分たちでできるところを明日はしっかりコントロールしてやっていきたいと思います。

――首位チームの戦ったことで感じた部分は?
阿部:相手のサーブのレベルの質が高いので、こちらもリスクを負って攻めてはいますが、それが今日はあまり入らず入ればいいっていうレベルなので、そこの差は感じました。
すぐにレベル上げることはできないので、明日も1回迷うサーブじゃなくて、もう一回攻める気持ちを持ってやっていきたいと思います。
今日は力負けというところはありましたけど、上位チームと試合をしていく中で競り合いは作れるというのはあります。
終盤1点をどちらが取るかっていうところで決定力の差がかなりありますし、強いチームは終盤になればなるほどミスを出さないので、そこら辺が現状の差であると思っています。

――相手の軟打に対応できない印象だったが?
阿部:対策というか意識付けはしていましたが、やっぱり強いスパイクはあるので、それにこう構えすぎてしまったところが反省点です。
もう少し明日そこは改善できるかなと思っています。

――途中で小澤(宙輝)、楠本(岳)選手を起用したが?
阿部:今日の展開はかなり難しい状況でした。
多くの選手に少しプレーしてもらって、そこの選手がうまく活躍するということが目的ではありました。
明日に向けて相手のチームがどういう思考で、どの選手が出てくるのだろうという思考も付加価値というか、そういう風に感じてもらえたらというのも考えながら出していました。
今日小澤はかなりいい活躍をしてくれたと思います。

――楠本選手に期待することについて
阿部:後ろのバックゾーンでの守備に期待しています。

写真:黒羽白

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