2025-02-12 07:00 追加
広島TH・新井雄大「スパイクの準備を早くする意識をし始めて自分の中でも選択肢が増えている感覚がある」 SV男子会見
SV男子
●ウェベルカルロスハビエル監督
パフォーマンスにはすごく満足しています。
試合の多くの時間帯試合をコントロールすることできました。
凄く難しい相手でしたけれど、ブロックディフェンス、トランジションのところで違い作ることができました。
攻撃のところで第3セットの終盤や、第4セットの試合運びでクオリティの高いプレーが継続できたのは良かったと思います。
――新井選手の評価について。
ウェベル:良かったと思います。
攻撃力に関しては日本人の選手の中ではベストプレーヤーの 1人だと思います
今日はそのアタックだけではなくてサーブ、ブロックもすごく機能していました。
レセプション(サーブレシーブ)の部分でも良かったと思います。
(オレオル)カメホ(ドルーシー)選手が復帰したことはチームにとっても好材料です。
本調子に至るまで時間が必要ですけれども、そこのやっぱりカメホ選手、特にトランジションのアタックのところで決めてくれたと思います。
チームへの貢献度は高かったと思います。
――先週の試合では西(知恕)、川口(柊人)選手が起用されて、今週は安永(拓弥)選手が起用されブロック決める場合もありました。安永さんの 2人には無い点は?
ウェベル:先週の大阪Bの試合では(安永選手が)怪我をしており彼を起用することができませんでした。
今週に関しては彼が試合に出られる状態にありました。
この試合にカギについてはブロック、ディフェンスというところだったのでブロック力に長ける安永選手を起用しました。
試合の中でもブロックは機能していました。
選手起用については試合に応じて使い分けています。
アタックの数字が必要な場合に西選手などチームのコンディションを見ながらベストな状態を探りながら選手起用をしています。
――明日の試合に向けて
ウェベル:明日もすごく重要な試合です。
ここまでグレベアさんいいパフォーマンスを見せてきています。
プレーオフ圏内(10チーム中6位まで)に入るために、お互いにとってもものすごく重要な試合だと思います。
試合展開としては今日のような難しい試合展開になると思います。
自分たちに求められることは継続性を持って戦うというところです。
今日の試合に関しては第2セットの終盤に少しミスが出たり、他の場面でもミスが続く場面ありました。
基本的には継続性を持って戦えたと思います。
明日も試合の中では継続性が非常に大事になってくると思います
――アウトサイドヒッター陣に関して一時期カメホ選手が(怪我で)抜けている間新井、坂下(純也)選手中心で踏ん張り、カメホ選手が戻ってきたことでチームとして成長したところはあるか?
ウェベル:バランスも考えたり、攻撃的に考えたりっていうところで、選択肢が増えたところはチームとして良かった点だと思います。
坂下選手に関して言えば今日は途中から出場して6本ディフェンスを上げて素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
彼に求められることはレセプションだったり、ディフェンスだったり、そういったところでカメホ選手と役回りが違います。
けれどもチームの中で彼がもたらすものっていうのは非常に大きいですし、カメホ選手が怪我している間にもすごくチームの中で貢献したと思います。
あと今日は怪我で出られなかったですが、山本(将平)選手も似たようなタイプでサーブ、レセプション、ディフェンスというところでオプションとして今シーズン貢献していると思います。
試合の展開の中で選択肢が増えたところがチームとして成長した証だと思います。
――シーズン当初に比べて守備が良くなっているように見えますが、監督の考え方がチームに浸透しているところはあるか?
ウェベル:それは間違いないと思いますし、まだまだ上げられるボールっていうのはたくさんあると思います。
チームとしてシステム採用していて、成熟度、理解度は当初と比べると上がってきたと思います。
ディフェンスはブロックディフェンスシステムという形でなかなかハードなシステムです。
そういったところがうまく浸透し始めています。
トップチームと比べると攻撃力の面で力の差はあると思います。
そこを埋め合わせするためにブロックディフェンスで上げられるボールを上げるようになったり、トランジションの質で攻撃力の差を埋めていかなければいけないと思います。
そういったところは成績に繋がっていると思いますし、今後レベルアップしていける部分だと思っています。
――先週に比べ攻撃が非常にスムーズになって、三輪(大将)選手の攻撃の打数が多くなったが(セッターの)金子(聖輝)選手に対してどんなアプローチをされ、効果が出たか?
ウェベル:先週の大阪BのGAME2の第3セット以降の流れっていうところをうまく持ってこれたというところはあると思います。
(0-3で)負けはしましたがセットのクオリティ、パフォーマンスは良かったと思います。
三輪選手は攻撃力が高い選手です。
そこを1対1の状況でうまく活かしていけるのは攻撃の選択肢として自分たちの強みになると思います。
試合に対するアプローチというのは、似たり寄ったりで対戦相手、状況に応じて変えることはあります。
今レセプションのラインも前に比べると安定しています。
攻撃力のあるミドルブロッカーはクイックを使うなどの選択肢をもっと増やしていける部分だと考えています。
写真:黒羽白
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