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会見・コメント

2025-02-15 08:00 追加

VC長野・備一真「シーズン始まってから戦えるなって手応えを感じている」 SV男子会見

VC長野会見 SV男子

SV女子

2月9日にパナソニックアリーナ(大阪府)で行われたバレーボールSV男子、大阪BvsVC長野のうちVC長野の試合後会見をお届けする。

■VC長野トライデンツ
●工藤有史選手(アウトサイドヒッター)

2日間通して、いい場面もありました。
今日は相手のビッグサーブに対するサイドアウトなかなか取れなかったです。
そういうところが課題なのが改めて分かりました。
逆に首位相手でも通用する部分はあったので、整理して次の試合からまた頑張っていきたいと思います。
●備一真選手(リベロ)

2日間やってみて、20点までの勝負の仕方は僕たちも戦えているという実感はありました。
20点以降の残り5点のゲームの展開で、点数では5点ですけどブルテオンさんとの力の差を感じました。

――工藤選手に。戦えている部分と差がある部分について。
工藤:Aパスのサイドアウトの数字はあまり劣っていなかったです。
パスが返れば自分たちもサイドアウトを取れていた印象です。
そこは前まで数字があまり高くなかったので、良くなっていると思います。
逆にB、Cパスからのサイドアウトがなかなか取れていないです。
ハイセットとか特にリバウンド取ってから折り返して攻撃をやっていますが、今日そういうポイントがなかなか取れなかったのが課題だと思います。

――外からはラリーには持ち込めているように見えるがそのラリーの中でさらに大阪Bに上回られている感じか?
工藤:上回られているラリーもあったと思います。
僕たちが「個」で戦っても多分叶わない相手でした。
全員が組織とし動いて取れた点数もあったと思うので、そこは良かったかなと思います。

――備選手に。20 点以降のところの差というのは言葉に表せられるものか?
備:終盤のブロックディフェンスのシステム的な動きが、組織的にブルテオンさんのレベルが高いなと感じます。
ディフェンスで(ボールが)上がってからしっかり打たせるところまで誰がボール触ってもネット際までトス(セット)を上げられるところで、しっかり攻撃をしてきます。
僕たちはディフェンス上がってもセカンドタッチする選手が打たせる状態まで持っていけないという状態が何本かあります。
口にして言うのは簡単ですけど、そういうところの精度は練習の中で緊張感を持ってやらなければいけないと思います。

――打たせる状態に持っていけないのは各選手の判断力が影響しているところはあるか?
備:判断力もそうですけど、シチュエーションの中で2段トス(ハイセット)を(ネットに)寄せるっていう練習をもう少しやっていかないといけないです。
悪いトスをただネットに寄せるだけの練習だと悪いボールが来ると分かっています。
ゲーム形式の中で 1人1人が意識してやっていかないといけないかなと思います。

――工藤選手に。3本目を打つアタッカーとしてネットに寄せるセットについて。
工藤:トスが割れると、選択肢が狭くなります。
トスを寄せることでヒットすることもできますしリバウンド取っていうのもできるそういう選択肢の幅が広がります。
トスはそこを意識してやっています。
最後打つ側としてもリバウンドもらうボールと打ち切るのは考えています。
全部決めに行っても多分決まらないですし、そこを考えながらやっています。

――2人に。今シーズンはV1、SVリーグを通じての勝利数が最多(7勝)になっているが、今シーズンを通してどのような状態でシーズンを終えたいか?
備:僕も長野で3シーズン目になりますけどシーズン始まってから戦えるなって手応えを感じています。
移籍組も入ってきて3年目で自分たちのやりたいバレーっていうのが明確になってきていると思います。
チームとしてまだ若く、その若手の選手も多いです。
ベテランの選手と言っても移籍組の僕の1歳上の世代(樋口裕希、迫田郭志選手)が1番年上になります。
そういった意味でフレッシュさがあるので、勢いに乗った時の爆発力はあると思います。
逆に集中力が切れた時にチームが崩れていくのを纏めるのは僕も含めてそんなにできる選手が少ないです。
そこをシーズン終えるときにそこもできるようになったなというように自分たちで自信を持って終えられたらいいかなと思います。

工藤:今シーズンの1番の自分たちの成長は大型連敗をしていないことです。
12月は少し負けが込んでしまいました。
1つどこかで勝っていることで精神的にも楽になります。
それを続けられる力をつけていかないと。多分プレーオフ(レギュラーシーズン10チーム中6位以内で進出)でも無理だと思います。
最終的にはプレーオフに行って上位相手に戦うのが目標です。
これから連戦が続くので、怪我をしないように頑張りたいです。

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