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2025-03-03 18:58 追加

運動推進企業「リィ」とアスリートパートナー契約を締結した「サントリーサンバーズ大阪」の小野寺太志選手が「運動を通じて健康やスポーツの楽しさや素晴らしさを広めていきたい」。SV復帰は「今月中にも」

小野寺太志

SV男子

運動推進企業として、スポーツの支援に特化した児童福祉施設「Lii sports studio」を全国で展開する株式会社「リィ」(名古屋市)は3月3日、バレーボール男子日本代表でSVリーグ「サントリーサンバーズ大阪」の小野寺太志選手と、アスリートパートナー契約を締結したことを大阪市内で発表した。同社は来月、インドネシアで女性向けフィットネスの1号店をオープンするほか、子供からお年寄りまで「運動により心身健康で、明日にドキドキできる毎日をつくる」社会の実現に向けた新たな事業展開を計画しており、小野寺選手にはアスリートとしての豊富な経験をもとに、運動の楽しさや重要性を広く発信してもらう。

 

会見で廣瀬あゆみ社長は「今は発達に課題のあるお子様に対し、運動による支援を届ける施設を全国に23店舗展開していますが、今後は発達に課題のあるなしに関わらず、大人や子供、高齢者や病床で動けない子供たちに何らかの形で運動の機会を届けたい。運動をすることによって心身が健康になるので、幼少期に運動が苦手や運動嫌いになってしまう子供を減らしたい。運動が好きなまま大人になって、生涯、運動習慣のある大人を増やしていきたい」と経営理念を説明。小野寺選手には「アスリートの方も意外に幼少期にいろいろな運動経験をされてきているからこそ、このスポーツをやりたいと思った時に高みを目指せたと思う。そこを発信していただいて、運動が楽しくて大好きな子供を増やしていくことに寄与してほしい」と大きな期待を寄せた。

 小野寺選手は「小さいころから体操や水泳、野球、バレーボールなどいろんなことをやってきて、バレーが楽しくて今も続け、オリンピックにも2回出場することができた。運動の大切さはすごく大事だと思うので、日本中の方に運動を通じて健康やスポーツの楽しさや素晴らしさを広めていきたい」と抱負を語った。
小野寺選手は、同社が開発した未就学児向けの運動支援に特化したデジタルスポーツ支援システム「DEA2000」も体験。プロジェクターを活用したインタラクティブコンテンツで、楽しみながら運動能力を向上させ運動嫌いの予防に貢献しているメニューを笑顔で取り組んでいた。

所属するサントリーサンバーズ大阪は2日のVC長野戦に勝利し、上位6チームによるチャンピオンシップ進出を決めた。小野寺選手は、1月26日の「MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISIKAWA」で左第5中足骨骨折で、現在は戦列を離れているが、「今月中には試合に出場したいと思っている」と復帰予定時期を明かした。

取材・写真 北野正樹

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