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会見・コメント

2025-03-14 07:00 追加

埼玉上尾・山中宏予「相手が前に詰めてきているケースが多かったので、長いコースを意識してアタックを打った」 SV女子

埼玉上尾会見 SV女子

SV女子

3月8日、上尾市民体育館(埼玉県)で開催されたバレーボールSVリーグ女子、埼玉上尾対A山形の試合後、埼玉上尾の会見をお届けする。

■埼玉上尾メディックス
●山中宏予選手(ミドルブロッカー)

今日のアランマーレさんは他のチームと異なり、X攻撃(時間差攻撃)などが多く、常にフロント(アタッカー)の位置を確認することを忘れず試合を進められました。
基本的にX攻撃を行うチームは少ないため、かなり特殊でした。
それに対応できたのは良い試合だったと思います。
●濵松明日香選手(ミドルブロッカー)

今日の試合では難しい時間帯が多かったです。
一人一人がさまざまな声かけやコミュニケーションを行い、個人的にもそれに助けられました。
こちらも負けない良い状態を多く作れたのは良かったと考えています。
●山地梨菜選手(アウトサイドヒッター)

今日の試合は(レギュラーシーズン初出場で)非常に緊張していました。
周囲の方々が「大丈夫だよ」とたくさん声をかけ、さまざまなサポートをしてくださったおかげで、自分らしいプレーができ、楽しくできたのではないかと思います。
●鎌田咲希選手(セッター)

今日の試合では、リナが初めてスタメンで出場することもあって、リナを見て「すごく緊張しているな」と分かりました。
私もそれを見て逆に集中できました。
その意味で、チームが良い形で集中してゲームに臨めたのは良かったと思います。

――山地選手に、初出場で1試合を通してプレーをした感想は?
山地:緊張していましたが、喜ぶことやボディタッチ、目を合わせることを大切にしようと思っていました。
良いプレーをすることも重要ですが、どちらかといえばそちらを頑張りました。

――サーブレシーブ(レセプション)やバックアタックも行っていましたが、緊張した中での今日のプレーの評価は?
山地:サーブレシーブは元々苦手です。
緊張もあってミスをしてしまうこともありました。
皆さんがカバーしてくれたので助かりました。
バックアタックもタイミングが合わなかったりミスがあったりしました。
そのミスを減らせるよう練習に取り組みたいです。

――記録ではチーム2番目の打数(36)、アタック決定率(41.7%)だったが、さまざまなプレーを経験できたことは今後に活かせそうか?
山地:試合の緊張感や相手との駆け引きを経験できました。
これからの練習や、また試合に出る機会があれば、今日の経験を活かせるようにしたいと思います。

――山中選手に。濱松選手と共に要所でミドルブロッカーの攻撃が決まったように見えたが、攻撃面の評価は?
山中:相手が前に詰めてくるケースが多かったので、長いコースを意識していました。
個人的には、もう少しラリーで決定できれば良かったと思います。
何度も使ってくれる咲希さんにはとても感謝しています。

――SVリーグの中で特殊な時間差攻撃を多く使うA山形に対して対応できたとコメントしていたが、どのあたりに気を付けていたか?
山中:他のチームにはあまり見られないレフトバックからの攻撃がありました。
フロントの選手がどこにいるのかをベンチからも声をかけてくださり、チーム全体で「今何番が前にいるか」と確認しながら進めていました。

――軟打への対応は?
山中:ブロックはしっかり跳び、後ろがその位置に入るという連携を事前に話して準備していました。
試合中も「もっとこうしよう」と対応しながら話し合えていました。
そのようにできたのが良かったと思います。

――濵松選手、鎌田選手に。お二人は誠英高校以来のチームメイトになったが、鎌田選手は濱松選手が入団すると聞いてどう思ったか?
鎌田:「お、来るんだ。イエーイ」という感じで、久しぶりに一緒にできるのが楽しみだと思っていました。

――濱松選手は埼玉上尾の鎌田選手の印象は?
濵松:昔から変わらない部分と、少しどこか変わったところがありました。
3年間一緒にやってきたので「合わないだろう」という不安は全くなく、私も楽しみでした。

――これまでは対戦相手だったが、その時の印象は?
鎌田:アスが試合に多く出ていて、私はあまり出ていないことが多かったです。
外から見ていて「相変わらず強いスパイクを打つな」と思っていました。
高校時代は細身でしたが、今はしっかりした体で打つボールが強くなっていて、「うわ、すげえな強いな」という感じです。
濵松:サキはディグが良いので、「そこにだけは打たない」と考えるくらいでした。

――久々に同じチームでプレーする感覚は?
鎌田:多く話さなくても大体分かってくれるだろうという感じです。
一緒にやっていたからというわけではなく、普通に、特にという感じです。

――クイックはすぐ合った感じか?
濵松:合っていると思います。
鎌田:まだまだです。(笑) カバーしてもらっているので。

――これから終盤戦だが、お互いにどのような活躍を期待しているか?
鎌田:力いっぱい打つ人なので、そのボールが打てるところに持っていけるようにしたいです。
その範囲内にトス(セット)を持っていくよう頑張るので、もっと好きに打って下さい。
濵松:どんなトスでも対応できる準備は常にしているつもりです。
いつでもぶん投げてくれればバーンと打つので、(ボールを)下さいという感じです。

――お二人は高校時代からそのような距離感だったのか?
濵松:高校時代も仲が悪いわけではありませんでしたが、関係が深くなったのは卒業後からです。

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