3月15日、バレーボール女子・V.LEAGUE WOMENはウインドヒルくしろスーパーアリーナ、アグリパーク、ウイングまつばせ、亀山市西野公園体育館にて4試合を開催した。

ウイングまつばせではブレス浜松がフォレストリーヴズ熊本を破り23勝目。
ウインドヒルくしろスーパーアリーナでは信州ブリリアントアリーズがアルテミス北海道を破り21勝目をあげた。

注目はアグリパークで行われたJAぎふリオレーナ対リガーレ仙台。

第1セット、第3セットはホームJAぎふが先取、第2、第4セットは仙台が取り返すシーソーゲームに。最終セットは仙台が競り勝ってフルセットで勝利をものにした。仙台は23勝でブレス浜松と勝ち数が並ぶが敗戦が4あり、勝率で2位となっている。
JAぎふは水野梨加が21得点、仙台は上沢沙織が4ブロックとそれぞれチームに貢献した。上沢は現在ブロックランキング2位。1位は信州Ariesの山村涼香で同じく今節GAME1では4ブロックを記録。

亀山市西野公園体育館でのヴィアティン三重と東京サンビームズの戦いは3－1で東京の勝ち。

身長2mのミドルブロッカー張心穆意（ちょうしんむい）が28得点の活躍。本来リベロの森田英莉主将がセッターに入った。
張心穆意は「もっとボールを集めて欲しい」と普段から気持ちの強さを見せている。
通常、崩れたパスはサイドに集まるが東京のミドルは規格外だ。張心穆意の打数は54でチームトップ。そしてこれが平常運転でもある。
今季最終節を連勝で終わりたい東京。Vリーグ最強と言っても過言ではないパワーヒッター張心穆意が勝敗のカギを握る。

【V.LEAGUE WOMEN・15日の結果】

@ウインドヒルくしろスーパーアリーナ
アルテミス北海道 0 – 3 信州ブリリアントアリーズ
(7-25 14-25 16-25)

@アグリパーク
JAぎふリオレーナ 2 – 3 リガーレ仙台
(25-22 20-25 25-17 24-26 11-15)

@ウイングまつばせ
フォレストリーヴズ熊本 0 – 3 ブレス浜松
(20-25 22-25 20-25)

@亀山市西野公園体育館
ヴィアティン三重 1 – 3 東京サンビームズ
(25-20 21-25 17-25 21-25)

今日の結果を受けた最新の順位は以下の通り
（上位4チームがプレーオフに進出）
1位 ブレス浜松 （勝率92% 69ポイント）プレーオフ進出
2位 リガーレ仙台 （勝率85% 70ポイント）プレーオフ進出
3位 信州ブリリアントアリーズ （勝率84% 61ポイント）プレーオフ進出
4位 フォレストリーヴズ熊本 （勝率68% 48ポイント）プレーオフ進出
5位 カノアラウレアーズ福岡 （勝率50% 40ポイント）
6位 倉敷アブレイズ （勝率46% 39ポイント）
7位 JAぎふリオレーナ （勝率40% 30ポイント）
8位 ヴィアティン三重 （勝率36% 25ポイント）
9位 東京サンビームズ （勝率30% 27ポイント）
10位 広島オイラーズ （勝率19% 17ポイント）
11位 アルテミス北海道 （勝率0% 0ポイント）

【次回のV.LEAGUE WOMEN】
2025 03.16(日) 12:00 ＠アグリパーク
JAぎふリオレーナ – リガーレ仙台

2025 03.16(日) 13:00 ＠ウインドヒルくしろスーパーアリーナ
アルテミス北海道 – 信州ブリリアントアリーズ

2025 03.16(日) 13:00 ＠ウイングまつばせ
フォレストリーヴズ熊本 – ブレス浜松

2025 03.16(日) 14:30 ＠亀山市西野公園体育館
ヴィアティン三重 – 東京サンビームズ

撮影　堀江丈
＊写真は過去大会のものです