2025-03-22 11:53 追加
東京GB・柳田将洋「トップに食い込んでいくチームになるにはチャンピオンシップ進出に目標を置くわけにはいかない」 SV男子
SV男子
●カスパーヴオリネン監督
普段は個人のことに言及しませんが、今日に関しては相手チームの(デアルマス )アライン、(ドミトリー)ムセルスキー選手についてお話ししたいと思います。
本当に素晴らしい、圧巻のパフォーマンスでした。
彼らのプレーは世界クラブ選手権で3位だった実力を証明するものになりました。
2人のサーブは基本的に全力のフルパワーですが、ミスがほとんどありませんでした。
これは本当に脱帽です。
サントリーがあそこまで高いパフォーマンスを出しましたので、我々にチャンスはありませんでした。
シンプルに言うと、サントリーが上でした。
――3OHの形でオポジットが担うバックライトの攻撃があまりなく、フェイントも多いように見えたが、相手のサーブが良かった面があるか?
ヴオリネン:おっしゃる通り、オフェンスが足りていませんでした。
相手のサーブとは関係があると思います。
第1セットに限ってはいいところまで押し込みましたが、相手のアライン選手のフルパワーサーブによりDパスが4、5回続きました。
その結果、ハイボール(ハイセット)を決め切れませんでした。
我々にも非はありますが、常に相手と我々のプレーのバランスが大事になってきます。
確かにあそこで決めきれていれば展開が変わったかもしれませんが、相手のサーブの要素もあったと思います。
ライトからの攻撃もありませんでしたが、レフトもパイプ(バックセンターからのアタック)も全体的なオフェンスの数字が上がっていませんでしたので、今回負けた敗因になりました。
――チャンピオンシップ進出を決めたことについての感想は?
ヴオリネン:監督としては基本的に全体を見ることはしません。
基本的には来週のことについて考えています。
今に限っては、チャンピオンシップに進出したことは、組織としてもチームとしても大きな一歩になったと思います。
昨シーズンは実際に行けなかったチャンピオンシップに、常に前よりもいいプレーをすることに焦点を置いて練習に取り組んでいますので、そのことで頭がいっぱいです。
――来週に向けて。
ヴオリネン:来週のホームゲームも満員で迎えられることを願っています。
今回の試合で改善ポイントが見つかっていますので、改善して完璧な状態で次の試合に臨みたいと思います。
来週に関しては、15年一緒に戦ってきた仲間が東京まで見に来ますので、そういった意味で私にとって少し特別な試合になると思います。
写真:黒羽白
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