2025-04-05 06:07 追加
大阪B・西田有志「レセプションが素晴らしくサーブをキープした展開に持ち込めたのが大きかった」 SV男子
SV男子
●伊藤健士監督代行
ウルフドッグス名古屋さんは素晴らしいパフォーマンスを持っているチームですので、非常にタフな試合になると覚悟していました。
いくら点数をリードしても、ニミル、水町選手の相手サーブに対しては一瞬も気が抜けませんでした。
ただ、それ以上に我々の選手たちも最善の準備をしてきました。
交代の選手も含め、選手たち自身が今日素晴らしいパフォーマンスを出してくれたと思っています。
――アウトサイドヒッターの起用について。富田(将馬)選手を起用して、甲斐(優斗)選手を途中交代させる中でも、相手がビッグサーバーのシーンで富田選手に交代するなど機敏に動いた印象があるが、どのような考え方だったか。
伊藤:ウルフドッグス名古屋さんは非常にサーブが強力で、しかもいろんなコースに打ち分けてきますので、最初は富田選手のサーブレシーブ力が必要だと思いました。
おそらくサーブターゲットになるロペス選手の守備範囲を狭くして、相手にプレッシャーをかけたいというところがありました。
それから我々のサイドアウト力を保つために富田選手は必要だと思っています。
今週、甲斐選手が練習で非常にパフォーマンスが良かったです。
どこかで起用したら多分活躍するんじゃないかと思いました。
ただ、名古屋さんのサーブに耐えられるかという葛藤があり、彼らのお互いのいいところを出せるように考えて起用しました。
――ミドルブロッカーを先発の山内(晶大)選手から西川選手に交代し、打数が増えた印象があったが、交代による効果はあったか。
伊藤:西川選手も非常にコンディションが上がっています。
誰が出ても本当に遜色がありません。
山内選手が悪かったから西川選手を起用しているわけではなく、山内選手の力も必要だと思っています。
今日の試合は少しスパイクを甘いコースに打っていますし、名古屋さんのいいリードブロックに捕まってタッチを取られていました。
西川選手は結構早くコンパクトに叩いてくれますので、西川選手を試してみました。
山内選手のブロックのタッチが少なかったので、ブロック力が劣らない西川選手の力が必要となった感じでした。
――レギュラーシーズン首位攻防戦で、優勝に関する意識はあったか。
伊藤:スタッフから選手たちに何位を目指そうとか、あと何試合で何勝だなんて話は全く一切していません。
そんな話も我々の耳には入ってきませんし、選手たちは勘定をしないで、目の前の一戦を戦い抜くという気持ちでやっていると思います。
そのような話は練習中も普段も耳に入ってきません。
その辺は計算してやっているのではなく、倒すべき相手をしっかり倒すというスタイルで皆が臨んでいると思います。
スタッフの中ではあと何勝だったらという話はしていますが、我々も目の前の相手に対して、一戦一戦大事に戦おうと言っています。
写真:黒羽白
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