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会見・コメント

2025-04-11 21:14 追加

大阪B・甲斐優斗「プレッシャーのかかる展開ほど自分としては楽しめる」 SV男子会見

大阪B会見 SV男子

SV男子

4月5日におおきにアリーナ舞洲(大阪府)で開催されたバレーボールSVリーグ男子、大阪Bvsサントリーの試合後、大阪ブルテオンの会見をお届けする。

■大阪ブルテオン
●西田有志選手(オポジット)

非常にタフな試合でした。
終盤足が止まっていたのがこちらだったので、そこが敗因だと思います。
やってるバレーボールは同じレベルだったと思いますが、その1歩が出ませんでした。
明日は全員がしっかり準備して、常に勝つ気持ちを持ってやっていきたいです。
●永露元稀選手(セッター)

スタートからフルセットを覚悟して試合に臨みました。
お互いに非常にレベルの高い試合でしたし、大事な1点を取り切れないところは反省もあります。
いいプレーもあったので、そこはポジティブに考えて、明日も試合があるのでそこに照準を合わせていきたいです。
●甲斐優斗選手(アウトサイドヒッター)

まず悔しい結果になってしまいましたが、1人1人のやるべきことは明確になっていると思います。
明日に繋がる試合は最後できたと思いますので、最後勝ち切れる力をつけて、明日の試合を全力で勝ちに行きたいです。
●山本智大選手(リベロ)

今日はフルセットで勝ちきれませんでした。
1位2位にふさわしい本当にいい試合でした。
お互いのサーブやレセプション(サーブレシーブ)のクオリティが1試合の中で出た試合でした。
その中で勝ちきれなかった悔しさと、細かい取り切れたボールや決めきれなかったボールの差だと思います。
明日からはそこをしっかり修正して、まずはレギュラーシーズン1位で通過するために何が必要か考えて、改めて明日の試合に臨みたいです。

――甲斐選手に。アウトサイドヒッターとしてリーグ上位のWD名古屋、サントリー戦でプレーしたのはどのような経験か?
甲斐:リーグも終盤になってきて、そこで出場機会を得られているのは個人としてとても嬉しいです。
そこで結果が求められてくるので、短いチャンスをものにできるように、1試合1試合を全力で取り組んでいます。

――相手チーム所属の兄(甲斐孝太郎選手)がリリーフサーバーとして出場し、サーブをレセプションするシーンがあったが、首位攻防戦のレベルの高い試合で対戦してみての感想は?
甲斐:自分がレセプションで入っていたバックレフトは(孝太郎選手の)得意なコースだったので、そこで1本ボールが来たが、それをしっかり返すことができました。
個人としてはエースを取られないことを目標にしていたので、そこをしっかりパスして最後決め切れたのは良かったと思います。

――緊迫した場面でいいプレーをしていたが、どのようなことを感じたか?
甲斐:すごいプレッシャーのかかる中でのプレーだったので、集中してやっていました。
そういった展開ほど自分としては楽しめるので、楽しもうと思ってプレーしました。

――1人1人のやるべきことが明確になったと言っていたが、どのような点か?
甲斐:競った展開の中で決め切るところを決めきれなかったり、1点のところで細かいプレーを取り切れなかったところがあるので、修正していきたいです。

――永露選手に。相手のマッチポイントで、選択が難しいミドルブロッカーに託したが、どのような考えだったか?
永露:いいパスでしたし、いい状態だったので、(エバデダン)ラリー選手とコミュニケーションを取っている中で、信用して上げました。

――西田選手に。前回のサントリー戦では、戦う気持ちがまだ足りないとコメントしていたが、今日の試合に向けて意識したことは何か?
西田:特に違いはありません。
いいサーブに対してアウトサイドヒッター陣がキープしてくれたシチュエーションが多く見られました。
それがお互いに同じような状況でした。
それをやらなければいけないところは、前の対戦で分かっていた部分もあったと思いますので、そこをしっかりできたところはあると思います。
負けましたが、ハイボール(ハイセット)の状況での勝負できるトス(セット)にしたり、1本2本のシチュエーションの差だと思います。
それができれば良くなると思いますが、それはたらればの話になってしまいます。
自分たちがやらなければいけないところを明確にして、勝負していきたいです。

――山本選手に。(ドミトリー)ムセルスキー選手を中心に強烈なスパイカーが揃っている中で対戦した感想は?
山本:今回が初めての対戦ではないので、スパイクだけでなくサーブも非常にいいチームです。
特にムセルスキー選手とアライン選手がコンスタントに人と人の間を狙ういいサーブをしていたので、その中で耐えている部分はありました。
まだまだ修正できるポイントがあります。
相手のアタックやサーブに関して、もう一度ミーティングをして、どこにブロックを飛んで、どこにディフェンスに入るのかを再確認して、やられていいボールとそうじゃないボールを見極めていきたいです。

――ディグが良く上がっていたように見えるが、山本選手自身の手応えや足りない点は?
山本:ある程度できたとは思います。
こうすれば良かったというボールや、ボールのコントロールがあります。
常に100点の試合をするのは非常に難しいですが、100点に近づける試合は僕自身できると思っています。
レセプションやディグ1つにしても繋げられたボールがあると思いますので、そういったところを映像を見て反省して、明日に臨みたいです。

――甲斐選手が入って先週からスタメンでも出ているが、(ミゲル)ロペス、甲斐選手の攻撃的なアウトサイドヒッターの形になるが、どのようなところが違うか?
山本:最初は(トーマス)ジェスキー選手がスタメンで、パスがいい選手で非常に安定していました。
甲斐選手が入ったことによって、ロペスと甲斐選手を潰してくる、間を狙ってくることが増えました。
間のボールを取に行って、守備に負担がかからないように攻撃に専念してもらえるような隊形や声かけをしています。
まだ2週間ですが、先週よりレセプションの関係性も良くなっていると思います。

――シーズン途中のチーム合流直後から甲斐選手が成長した点は?
山本:日本代表では石川(祐希)、髙橋藍選手のような守備のうまい選手がいますが、甲斐選手は守備ができないと思われがちです。
だが、甲斐選手は身長の割にレセプションを返せる技術が高いです。
練習を見ても、もっと良くなる部分があります。
そういったところで自分がアドバイスしたり、こうした方がいいと伝えたりしています。
お互いの信頼関係は少しずつ築けていると思います。
レセプションを強化しつつ、サーブやハイボールも打って欲しいです。
助ける声かけや守備の仕方をよりいい方向に向けていけると思いますので、明日もやっていきたいです。

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