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会見・コメント

2025-04-17 18:00 追加

VC長野・「髙橋藍選手のショートサーブは分かっていてもいい場所にくる」 SV男子

VC長野 SV男子会見

SV男子

4月12日にANCアリーナ(長野県)で開催されたバレーボールSVリーグ男子、VC長野vsサントリーの試合後、VC長野の会見をお届けする。

■VC長野トライデンツ
●中島健斗選手(セッター)

サントリーとの5試合目になります。直近の大阪でのGAME2では負けましたが、いいイメージで終われました。
セッターとして真ん中のゾーンが通せて、ブロックも散らせていました。
そのイメージのまま今日入りましたが、相手のブロックが真ん中に厚く張られていました。
サーブでも攻められてAパスが返ってこなく、真ん中を通したいと思っていましたが、そこも通らず何もさせてくれなかった印象です。
明日はもう一度しっかり考えて、パスが返ってきた時にどう組み立てるかを映像を見ながら切り替えて、頑張りたいと思います。
●工藤有史選手(アウトサイドヒッター)

立ち上がりは悪くありませんでした。
徐々にサイドアウトが取れなくなりました。
ビッグサーバーに対して特にそうでした。
真ん中の攻撃が通らなくなり、コンビの選択肢が限られた印象です。
相手のやりたいようにやられたと思います。
今日の相手の対策は分かりませんが、サイドアウト率が低ければセットを取るのは難しいです。
明日はサイドアウトにフォーカスして、違った展開になると思います。

――中島選手に。前回のサントリー戦では戦えていたと思うが、今回対戦して相手のチームの状態が上がっている感じはしたか?
中島:上がっていたと思います。
特にサーブで攻められ、コンビミスも出て、気持ちがマイナスになりました。
どう立て直すかが明日大事になると思います。

――コネクション(コンビ)の部分で前半ミスが見られたが、今まで起こらなかったプレーが出てしまったのか?
中島:サントリーさんはブロックがいいチームです。
相手のブロックを意識しすぎて、ギリギリまで見て迷いながら上げてしまい、合わなかったり、考えすぎていた部分もあると思います。

――工藤選手に。ビッグサーバーがいる中で、本来ビッグサーバーである髙橋選手がショートサーブを織り交ぜ、今日の相手のサーブが満遍なく良かったように見えたが?
工藤:フローターに対しては悪くなかったので、今日のままでいいと思います。
(ドミトリー)ムセルスキー、(デアルマス)アライン選手のビッグサーブに直接失点しないことを意識していました。
第1セットで2本僕が連続でやられ、相手を乗せてしまいました。
Aパスにするのは難しいですが、せめてBパスやCパスにしたいです。
対応しようとしましたが、個人の技術の問題なので切り替えます。髙橋藍選手のショートサーブは分かっていてもいい場所に来ます。
1本で切るのが理想ですが、明日、彼がどう打ってくるかを序盤で攻略できれば、サイドアウト率を上げられると思います。

――サーブやアタックの調子が良いように見えるが、感触は?
工藤:スパイクは今日、正直いいイメージではありませんでした。
ミスなく数字も悪くなかったので良かったです。ただ、パイプ(バックセンターからのアタック)の決定率が低く(2/7(28.6%))、ブロックが多少ついても決め切れればセッターも楽になると思います。
明日はパイプの決定率にフォーカスしたいです。
サーブは先週からいい感覚を掴んでいます。
ミスなく打ちたいサーブが多いので、いい感覚で打ち続けていると思います。

――明日も残っているが、今シーズン10勝したことについて。
工藤:目標に掲げていた数字なので、達成できたのは素直に嬉しいです。
充実したシーズンだと思います。
15勝ぐらいしてもおかしくない試合もありました。
10勝は良かったですが、取りこぼしの悔しさもあったシーズンでした。

――SVリーグのレベルが上がる中、戦えている感覚はあったか?
工藤:新しい選手が多く、昨シーズンとはほぼ違うメンバーでスタートし、どうなるかと思っていました。
昨シーズンに比べると練習からコミュニケーションが増えました。
勝てない時期もありましたが、シーズンを通して雰囲気が落ちることはあまりありませんでした。
その雰囲気が10勝に繋がったと思います。

――2人に。川村監督がAパスでの決定率が課題と言っていたが、どう感じているか?
中島:Aパスでの決定率が課題の中で、今日の第1セットはAパスの数自体が少なかったです。
相手のブロックが良い状況で試合の中で試したいと思っていました
相手のサーブが良く、Aパスが返ってくること自体が少なかったので、返ってきた時を大事にしないといけないと思いました。
絶対決めたいと思い、クイックを使いたかったですが、ブロックを張られていました。
考えすぎて逃げのトスでウリック(ダール)選手に託すだけになってしまったのが良くなかったです。
Aパスが返ってきたら攻めた攻撃をしないと点差が開きます。
明日は逃げず、攻めたトス回しをしないといけないと思います。

工藤:Aパスの数はこれまでの試合より少なかったと思います。
返った時に決め急いでいました。
ビッグサーバーが多い相手に対し、Aパスで返った時のコンビや決定力にフォーカスしないといけません。
1本で決められなくても、極端に言えば最終的に点を取れればいいと思います。
リバウンドを取ったり、1本で決めようとすることも大事ですが、無理せず大事に1点を取れれば良かったと思います。

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