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2025-04-28 21:19 追加

群馬グリーンウイングス・齋藤真由美氏がGMに就任。新監督に坂本将康氏 SV女子

群馬グリーンウイングス新GM、新監督就任

SV女子

群馬グリーンウイングスは28日、齋藤真由美氏が5月31日付けで監督を退任しGMに就任することを発表した。

同時に現GMである坂本将康氏の新監督就任も発表された。

齋藤真由美氏は2022年に群馬グリーンウイングスの監督に就任。スタートメンバーを固定しない「全員バレー」に意欲的に取り組み、多くの選手の個性を開花させた。

リベロの栗栖留生はセッターに起用され、菊地実結はⅤリーガーとしてすべてのポジションを試合の中で経験した。

2024-25シーズンはSVリーグに参戦したチームの指揮を執り、序盤は他チームとの力の差に苦しんだが、3月16日のクインシーズ刈谷戦でリーグ初勝利。以降、3連勝を含む今季5勝でシーズンを終えた。

信念をもってチーム作りを進めた。「全員バレー」には時に批判の声もあったという。それでも選手の可能性を引き出すことに力を傾けた。

 

坂本将康氏は2024年にPFUブルーキャッツ石川かほくの監督を退任。今季より群馬グリーンウイングスのGMを務めていた。

選手に新しい視点や発見をもたらす指導に定評があり、坂本氏もまた飛躍を目指すチームに適任の人材であろう。

 

以下、両名のコメントを紹介する。(チーム㏋より)

●齋藤真由美監督(新GM)

このたび任期満了となりますため役職を退任することになりました。

監督としての3年間皆様からの温かいご指導ご高配を頂き心より感謝申し上げます。

楽しくも、苦しくもあった数々の経験や多くの方々との出会いと良い思い出は私の財産となりました。

群馬グリーンウイングスのこれからの未来が素晴らしいものでありますように。

そして私も微力ながら群馬グリーンウイングスと地域の皆様に貢献できるよう全力を尽くしてまいります。

ハートはエンジン!

本当にありがとうございました。

●坂本将康新監督(現GM)*写真はPFU時代のもの

このたび、地域の皆様に支えられ、50年という歴史を持つ群馬銀行バレーボール部の系譜を継いだグリーンウイングスの監督を拝命いたしました、坂本将康と申します。

まず最初に、どんな時も私たちを信じ、声を枯らして応援してくださるファンの皆さま、力強く支えてくださるスポンサー企業の皆さま、そして温かく見守ってくださる地域の皆さま、心より御礼申し上げます。

いま改めて、この伝統あるチームの舵を取るという責任の重さを、胸に感じております。
長きにわたり、情熱と努力を注いでこられた歴代の監督、選手、そして支えてくださったすべての方々の想いをしっかりと受け継ぎ、未来へとつないでまいります。

初参戦となったSVリーグ、私たちは悔しい思いを何度も味わいました。なかなか勝ち星を積み上げることができず、もがき続けたシーズンでした。
しかし、皆さまの熱い声援が、選手たちを、スタッフを、そしてチーム全体を押し上げてくださいました。
その結果、5勝を挙げることができました。
苦しい中でも掴んだこの5つの勝利は、選手たちの努力の結晶であると同時に、どんなときも背中を押し続けてくださったファンの皆さま、温かく支えてくださった地域の皆さま、そしてスポンサー企業の皆さまの存在なくしては成し得なかったものです。
この想いを大切にし、皆さまにもっと喜んでいただき、
「このチームがあって良かった」
「応援してきて本当に良かった」
「グリーンウイングスのバレーは最高だ!」
と誇りに思っていただけるチームを目指し全力で覚悟を持って挑んでまいります!

どうぞこれからも変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

撮影 堀江丈

 

 

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