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トピックス

2025-05-02 21:15 追加

大阪MVがNEC川崎にストレートで先勝 SV女子ファイナル

SV女子 ファイナルGAME1の結果

SV女子

バレーボールSV女子は2日、有明アリーナ(東京都)にてファイナル(決勝戦)GAME1を開催。大阪マーヴェラス(以下、大阪MV)とNECレッドロケッツ川崎(以下、NEC川崎)が対戦した。

両チームのスターティングメンバーは、NEC川崎は、島村春世、佐藤淑乃、塚田しおり、山田二千華、ロレイナ メアリーズ ダ シルバ、佐々木遥子、リベロ・大工園彩夏。大阪MVは林琴奈、蓑輪幸、ファンヘッケ リセ、田中瑞稀、東美奈、大山遼、リベロ・西崎愛菜。

第1セット、大阪MVがファンヘッケのブロック、田中のサービスエース、蓑輪のクイックなどで4-0とリードし、NEC川崎はタイムアウトをとる。その後も大阪MVのサーブ&ブロックが機能し、7-0とリードを広げ、NEC川崎はタイムアウトを使い果たす。ロレイナの攻撃でようやく1点を取り返したNEC川崎だが、なかなかオフェンスが機能せず、大阪MVが林のスパイクで11-3とする。セット後半、NEC川崎は島村のブロードなどで反撃を試みるも、ファンヘッケ、蓑輪らの勢いを止めることはできず、大阪MVは18-7と圧倒。終盤、NEC川崎は2枚替えで入った和田由紀子の活躍もあったが、大阪MVも同じく2枚替えで入った宮部愛芽世がスパイクを決め、セットポイント。最後は和田のサーブがアウトになり、25-14で大阪MVがセットを先取した。

第2セット、佐藤の攻撃で2-1とNEC川崎のリードでスタート。大阪MVはレシーブで粘り、ファンヘッケらの攻撃につなげ、そのファンヘッケのサービスエースも出て、5-3。NEC川崎は佐藤のバックアタックや塚田のブロックで応戦するが、ミスも出て、大阪MVが蓑輪の攻撃で9-6とリードする。大山のサーブブレイクでオフェンスにつなげ、12-6と大阪MVのリードでテクニカルタイムアウト。タイム明けも大山のサーブが続き、サービスエースで15-6。NEC川崎は佐々木に代え、古谷ちなみを投入する。NEC川崎はポジショナルフォルトなどのミスも出て、本来の調子をなかなか取り戻せない。澤田由佳、甲萌香らもコートに送り込まれるが、佐藤のスパイク、ロレイナのサーブがアウトとなるなど、NEC川崎は突破口を開けないまま、大阪MVが25-10で大差をつけて、このセットも連取した。

第3セット、後がなくなったNEC川崎は、主将の澤田、甲、和田をスタートから起用。3-1とリードする。佐藤のスパイク、ロレイナのブロック、甲のクイックなどで8-5とリードを保つ。9-8の場面で大阪MVのチャレンジが成功し9-9。その後も一進一退の攻防となる。試合中盤はロングラリーとなり、会場から拍手が湧く場面も。大阪MVが1点リードし、12-11でテクニカルタイムアウトを迎える。林のスパイクで14ー12としたところで、大阪MVは2枚替えで塩出仁美、宮部を投入。その後も大阪MVはじわじわと点差を離す。NEC川崎は和田の攻撃と澤田のサービスエースで反撃し、19-17の場面で大阪MVがタイムアウト。タイム明け、宮部のスパイクで20-17とする。田中瑞稀主将が連続でスパイクを決め、NEC川崎も甲、和田の攻撃で連続得点するが、大阪MVの勢いを止めることができず、最後はファンヘッケがスパイクを決めて、25-21。ストレートで大阪MVが勝利した。

【大同生命SV.LEAGUE WOMEN・2日の結果】
@有明アリーナ
大阪マーヴェラス 3 – 0 NECレッドロケッツ川崎
(25-14 25-10 25-21)

【次回のSV.LEAGUE WOMEN】
2025 05.03(土) 17:40 @有明アリーナ
大阪マーヴェラス – NECレッドロケッツ川崎

写真:坂本清

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