2025-05-04 16:07 追加
大阪MVがNEC川崎を2試合連続ストレートで下し、SVリーグ初代女王に SV女子ファイナル
SV女子ファイナル GAME2結果
SV女子
バレーボールSV女子は3日、有明アリーナ(東京都)にてファイナル(決勝戦)GAME2を開催。大阪マーヴェラス(以下、大阪MV)とNECレッドロケッツ川崎(以下、NEC川崎)が対戦した。
両チームのスターティングメンバーは、NEC川崎は、島村春世、佐藤淑乃、塚田しおり、山田二千華、ロレイナ メアリーズ ダ シルバ、佐々木遥子、リベロ・大工園彩夏。大阪MVは林琴奈、蓑輪幸、ファンヘッケ リセ、田中瑞稀、東美奈、大山遼、リベロ・西崎愛菜。
第1セット、大阪MVが先行し、3-1。NEC川崎は前日のような一方的な展開ではなく、すぐに対応して4-4と同点に。ロレイナのバックアタックなどで応戦するが、大阪MVは林、田中の両OHが好調で9-6とリード。ファンヘッケのスパイクが決まり、10-7とする。田中のスパイクで12-8とし、テクニカルタイムアウト。タイム明けも田中がサーブで崩す展開となるが、NEC川崎が佐藤、ロレイナの攻撃などで追い上げを見せる。しかし、大阪MVは田中の1枚ブロックで17ー13と引き離す。その後、NEC川崎は1点差まで追い上げ、大阪MVがタイムアウト。ファンヘッケが決めて、20-17。ファンヘッケは22点目も得点する。NEC川崎は粘りを見せ、23-22と1点差にするが、最後は大山が決めて、25-22で大阪MVがセットを先取した。
第2セットも大阪MVが先行し、NEC川崎が追いかける展開。しかし、徐々にNEC川崎のエンジンがかかり始め、8-8と同点に追いつく。山田がファンヘッケを止めて、10-10。ファンヘッケのスパイクがアウトになり、11-10と逆転に成功する。セット後半はNEC川崎がリードするが、再び追いつかれ、13-13。一進一退の攻防となるが、再び大阪MVがリードする展開となり、NEC川崎は2枚替えで投入された大阪MVの宮部愛芽世にスパイクを決められ、タイムアウトを使い果たす。大阪MVが先に20点に乗せるが、NEC川崎も粘りを見せ、21-20。しかし、大阪MVはリリーフサーバーの目黒優佳がサーブで崩し、セットポイントを握る。このセットも最後は大山の得点で大阪MVがセットを連取した。
第3セット、後がないNEC川崎は、佐藤の2連続得点で先行する。続いて和田、島村などの活躍で7-5。しかし、大阪MVは前日もサーブブレイクのあった大山のサーブからファンヘッケらの攻撃につなげ、逆転する。その後は競り合いとなり、どちらがセットをとってもおかしくない展開に。ここから大阪MVは2枚替えで入った塩出仁美のサービスエースで15-12と抜け出す。宮部もスパイクを決め、ブロックも止めて、18-13と徐々に引き離す。佐々木のスパイクがアウトになり、NEC川崎はチャレンジを要求するが、失敗。大阪MVは田中主将の活躍で22ー15とする。NEC川崎は交代で入った山内美咲(今季で引退)が活躍を見せるも大阪MVの勢いは止められず、遂にマッチポイント。最後はファンヘッケがラリーを制して25ー16でゲームセット。
この試合の結果、大阪MVが2試合連続のストレート勝利で優勝を決め、SVリーグ初代女王に輝いた。
大同生命SV.LEAGUE WOMEN・3日の結果
ファイナルGAME2
@有明アリーナ
大阪マーヴェラス 3 – 0 NECレッドロケッツ川崎
(25-22 25-21 25-16)
写真:堀江丈
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