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2025-05-18 09:57 追加

サントリー、アル・ラーヤン(カタール)にフルセットの末敗れ、3位決定戦へ。退団の大宅真樹「世界クラブの切符をとってチームに恩返ししたかった」 ACL準決勝

ACL準決勝 サントリー対アル・ラーヤン(カタール)の結果

SV男子

 バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025は17日、島津アリーナ京都(京都府)で準決勝の試合が行われ、第1試合はサントリーサンバーズ大阪がアル・ラーヤン(カタール)と対戦。フルセットの大激闘の末、2-3で敗れた。

 サントリーサンバーズ大阪 2(25-22、22-25、25-23、23-25、15-17)3 アル・ラーヤン(カタール)

 アル・ラーヤンはこの大会のために今季ウルフドッグス名古屋でプレーしたニミル、ウルナウト、イタリアでプレーするケイタなどが合流。ケイタは試合後の会見で「ニミルとウルナウトは子どもの頃から見ていた選手で一緒にプレーできて嬉しかった。同じコートに立ち、どんな局面でも慌てず、急がずプレーする”忍耐”を学んだ」と話した。

 敗れたサントリーの髙橋藍は「世界クラブ選手権の切符がとれず、悔しい。今季のチームでバレーをするのは最後なので、このメンバーで喜びを分かち合いたかった。でも、負けは負け。来年もこの大会に出場できるので、次につなげていきたい」と語った。オリビエ・キャット監督は「SVリーグファイナルの直後でリフレッシュする時間がなかった。タフな試合になることはわかっていた。この試合から学ぶことは学び、よりよいチームにしていけたら」と振り返った。

 この大会を最後にサントリーを退団するセッターの大宅真樹は、「このチームに入れなかったら現在の自分はなかった。最後に世界クラブの切符をとって、恩返ししたかったので悔しい。18日の3位決定戦は出場機会があれば、これまで通り笑顔を忘れずにチームに対する感謝の気持ちをプレーで表現できれば…」と沈痛な面持ちで語った。

 サントリーは18日の3位決定戦でイランのフーラード・シールジャーン・イラニアンと対戦する。

写真:黒羽白、AVC

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