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2025-05-28 12:00 追加

井上愛里沙、監督就任! ヴィクトリーナ姫路がユースチームを設立 SV女子

井上愛里沙 ヴィクトリーナ姫路ユース15の監督就任

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バレーボール元日本代表・井上愛里沙さんがユースチームの監督に就任する。

株式会社姫路ヴィクトリーナは27日、ヴィクトリーナ姫路ユース15の設立を発表。初代監督にチームOGであり、2024‐25シーズンをもって惜しまれつつ現役を引退した井上愛里沙さんが就任することを明らかにした。
来月6日に姫路市内で記者会見が予定されている。

ユースチームは中学生年代が対象。トップチームと一貫した強化体制を取り、クラブスローガンである「姫路から世界へ」の実現を目指す。
現在チームはU12とU15のアカデミーを保有しているが、そこからの変化、差異も気になるところだ。

井上愛里沙さんは西舞鶴高校から筑波大学に進学。SAGA久光スプリングスでV1リーグMVPや得点王に輝き、フランスリーグ移籍を挟んで、ヴィクトリーナ姫路に入団した。
日本代表はもちろん、ユニバーシアードなど学生年代における活躍も目覚ましく、さまざまなカテゴリーにおける豊富な経験は後進の育成に大いに役立つであろう。

現役時代より自身のファンクラブで試合の振り返りや解説を行うなど、知性派バレーボーラーとしても知られている。プライベートでは23日、大阪ブルテオンコーチ・山口裕太郎氏との結婚を発表した。

以前、ファンクラブの設立について
「自分ならではの経験だったり、考えていることを発信するプラットフォームを作りたかった」
と話してくれた井上愛里沙さん。ユースの監督としてその実践の場も得た形になった。

近年、SV・Vリーグ所属の各チームが下部組織の強化に力を入れているが、井上愛里沙監督の誕生でこのカテゴリーの注目度はさらにアップするであろう。
今後のジュニア・ユースカテゴリーにプラスとなる大きな一歩が期待される。

撮影 堀江丈

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