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2025-07-18 12:21 追加

男子日本代表、フルセットの激闘の末、アルゼンチンに逆転勝利。宮浦健人が両チーム最多の23得点 VNL

男子日本代表がアルゼンチンにフルセットで逆転勝ち VNL

全日本代表 男子

バレーボールネーションズリーグ2025 男子予選ラウンド第3週千葉大会の第2戦が千葉ポートアリーナにて開催され、日本はアルゼンチンと対戦。

日本チームのスターティングメンバーは、小野寺太志、宮浦健人、大宅真樹、髙橋藍、石川祐希(主将)、佐藤駿一郎、リベロ・山本智大。

第1セット、小野寺の速攻、髙橋のバックアタックなどで日本がリード。しかし、相手にサーブで崩され、5-7と逆転される。パロンスキーに決められ、6-9の場面で日本がタイムアウト。セット後半もアルゼンチンのペースで進むが、石川の硬軟織り交ぜた攻撃で13-14。大宅の好ディグから宮浦が決めて、同点に追いつくが、再びアルゼンチンに逆転され、相手のサービスエースで17-20の場面で日本はタイムアウトを使い果たす。19-21の場面で西山大翔を投入。ラリーを髙橋のスパイクで制し、21-21の同点とする。宮浦に代え、永露元稀がコートに入り、2枚替え。髙橋のスパイクで1点差まで詰め寄るもアルゼンチンの勢いは止められず、23-25でセットを落とす。

第2セット、立ち上がりから宮浦と石川がアルゼンチンに止められる。サーブでも崩され、スパイクがネットにかかるなど、なかなか思うように攻撃できない日本。石川のバックアタックでようやく5-5と同点に追いつくと、宮浦のサーブブレイクで連続ポイント。8-5とリードを奪う。小野寺のクイックで10-7。しかし、佐藤が止められ、11-11と再び同点に。セット後半は拮抗し、15-15。石川がブロックされ、17-19の場面で日本がタイムアウト。終盤は第1セット同様、2枚替えで永露と西山を投入。その西山のスパイクで22-23とする。アルゼンチンのスパイクが決まってセットポイントを握られ、最後は日本のチャレンジが失敗し、日本はこのセットも失う。

第3セット、後がなくなった日本は、セッターを永露、リベロを小川智大に代えてスタート。長身ミドルの佐藤がディフェンスでも奮闘し、宮浦の攻撃につなげて6-3とリードする。セット後半に入り、佐藤のサービスエースも出て、14-10。佐藤のブロックで日本が先に20点に乗せると宮浦のスパイクでラリーを制し、21-16。宮浦のスパイクでセットポイントを握り、最後は相手のサーブミスで25-21でセットを取り返した。

第4セット、永露と小川をそのまま入れてスタート。5-5と拮抗する。ディフェンスで粘り、石川・髙橋らの攻撃につなげる日本らしいバレーの形がようやく展開され始めるが、被ブロック、サーブミスの失点も出て、14-13となかなかアルゼンチンを引き離せない。石川のスパイクがアウトになり、16-16の場面で日本がタイムアウト。ブルーノ・リマに決められ、17-19で日本はタイムアウトを使い果たす。19-20の場面でリリーフサーバーで起用された甲斐優斗がサービスエース。相手のスパイクがアウトになり、21-20。髙橋のサービスエースでセットポイント。最後は宮浦が決めて、25-23でセットを奪取し、フルセットに持ち込んだ。

第5セット、第4セットの途中で石川と交代した富田将馬を入れてスタート。その富田の活躍で3-1と日本がリードするが、アルゼンチンもパロンスキーらの活躍ですぐに追いつき、競った展開に。小野寺のブロックで8-6、相手のサーブミスで10-8と日本が先に10点に乗せる。宮浦が13点目となるスパイクを相手コートに叩きつけ、最後は相手のサーブミスで日本が15-13でフルセットの大激闘を制した。両チームの最多得点は宮浦の23得点だった。

髙橋は試合後のインタビューで「全員で勝ち取った1勝。ブラジル戦も皆さんに素晴らしい景色を見せられるように頑張ります」と力強く語った。

次戦は18日の19時20分から千葉ポートアリーナでブラジルと対戦する。U-NEXT、TBS系列(地上波)でリアルタイム実況の予定。

写真:坂本清

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