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2025-07-27 06:29 追加

女子日本代表、フルセットの末ブラジルに惜敗。銅メダルを懸けて3位決定戦へ VNL準決勝

女子日本代表がVNL準決勝でブラジルにフルセットの末敗れ、3位決定戦へ

全日本代表 女子

バレーボールネーションズリーグ(VNL)女子大会はポーランドのウッチでファイナルラウンドを開催中。日本は日本時間27日未明、準決勝第2試合でブラジルと対戦。第1試合はイタリアが開催国のポーランドをストレートで下して決勝進出を決めた中での試合となった。

日本のスターティングメンバーは、島村春世、石川真佑(主将)、関菜々巳、和田由紀子、宮部藍梨、佐藤淑乃、リベロ・小島満菜美(ディグリベロ・福留慧美)。

第1セット、和田のスパイクや石川のサービスエースなどで日本が3-0とリード。宮部のCクイックと島村のブロックも決まり、5-1とする。石川の攻撃やブロックなどで12-7と中盤までリードを保つ。和田がラリーを制し、宮部のダイレクトスパイクで15-8、島村のブロードで18-13とするが、この後ブラジルが3連続得点、ガビにボールを集め、19-20と逆転される。終盤、佐藤のバックアタックとブロックで22-21と日本が再びリード。ベルグマンのスパイクがアウトになりセットポイントを握ると、最後は和田が決めて、25-23でセットを先取した。

第2セット、拮抗した立ち上がりとなり、8-8。その後、ブラジルが抜け出し、10-13とリードされる。日本は攻撃が決まらなくなり、12-18とブラジルがリードを広げる。佐藤がバックアタックでラインを踏み越し、13-20とブラジルが先に20点に乗せる。佐藤のスパイクと宮部のサービスエースで応戦するもガビのスパイクで18-24とセットポイントを握られる。ここから日本は佐藤、石川のスパイク、島村のブロックで3連続得点し、21-24まで粘りを見せるが、最後はガビに決められて21-25でセットを落とした。

第3セットも序盤は競った展開となるが、日本の被ブロックが増え、ブラジルにリードを奪われる。中盤までは和田のスパイクなどで1点差を保ったが、ベルグマン、ジュリアらの活躍でブラジルが引き離し、16-20。終盤はガビのスパイクなどで3連続得点したブラジルに18-25でセットを連取された。

第4セット、宮部に代わり、荒木彩花を入れてスタート。6-6から島村のクイック、関のブロック、佐藤のスパイクで3連続得点し、9-6と日本がリードを奪う。ブラジルはガビ、ベルグマンの活躍で粘るが、セット後半は石川のスパイクや関のツーアタックなどで日本が19-15とリードを保つ。終盤、ベルグマンのスパイクで20-19と1点差に迫られるも、日本は和田のブロックなどで5連続得点。最後は石川が決めて25-19。セットカウント2-2となり、フルセットに持ち込んだ。

第5セット、立ち上がりからブラジルに1-4とリードを奪われ、日本はタイムアウト。佐藤に代わって入った北窓絢音のディフェンスから石川の攻撃につなげて得点するも、ブラジルはサーブ&ブロックが機能し、3-8と引き離される。日本は石川のバックアタックなどで応戦するがブラジルの勢いを止められず、最後もベルグマンに決められ、8-15。惜しくも2大会連続の決勝進出はならなかった。

この試合の結果、日本は3位決定戦に回り、開催国のポーランドと銅メダルを懸けて対戦する。3位決定戦は日本時間の27日23時から行われ、U-NEXTでリアルタイム配信の予定。

写真:FIVB

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