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2025-09-03 21:46 追加

女子日本代表、フルセットの激闘を制し、オランダに勝利。15年ぶりにベスト4進出 2025世界バレー準々決勝

女子日本代表、フルセットでオランダを破り、準決勝へ

 バレーボール2025女子世界選手権大会は3日、タイのバンコクで準々決勝を行い、日本はオランダと対戦。フルセットの激闘を制し、15年ぶりの準決勝進出を果たした。

 日本のスターティングメンバーは、島村春世、石川真佑(主将)、関菜々巳、宮部藍梨、佐藤淑乃、和田由紀子、リベロ・小島満菜美。

 第1セット、3-8とオランダにリードを許す。中盤、宮部のサービスエースなど4連続得点で13-13と同点に。競り合いとなるが、終盤、オランダがヤスペルらの活躍で4連続得点し、18-22と抜け出す。最後は宮部のサーブがアウトになり、20-25とセットを落とす。

 第2セット、序盤は競り合うが、オランダが4連続得点し、7-10とリードを奪われる。その後、日本は8連続得点し、15-10と逆にリードする展開に持ち込む。終盤は和田、島村、石川らの活躍で20-15。石川のブロックでセットポイントを握ると、最後は和田がブロックアウトで決めて、25-20で日本がセットを取り返した。

 第3セット、第2セット途中から起用されていた北窓絢音を入れてスタート。しかし、その北窓が不調で、サーブを弾いて10-15の場面で佐藤をコートに戻す。日本は佐藤が調子を取り戻し、石川、和田も攻撃面で粘るも、最後は相手にスパイクを決められ、22-25とセットを落とす。

 第4セット、石川と佐藤のポジションを入れ替えてスタート。オランダのミドルが機能し、リードを許す展開。しかし、和田のサービスエースで9-10と1点差にしたところから日本が勢いづき、島村のブロード、佐藤のスパイクで11-11と同点に。中盤は拮抗するも宮部のサーブブレイクで5連続得点し、20-16と日本が先に20点に乗せる。終盤は佐藤がラリーを制して23-20。宮部のクイックでセットポイントを握り、最後は佐藤が決めて25-22とし、フルセットに持ち込んだ。

 第5セット、立ち上がりからオランダに0-3とリードされ、日本がタイムアウト。その後も3-6とリードを許すが島村のブロードで7-7と同点に。一進一退の攻防となるが、石川のスパイクが連続で決まり、12-11と遂に逆転。最後も石川が連続で決めきり、15-12。タイの応援も味方につけてフルセットの激闘を制し、準決勝に駒を進めた。

 準決勝はアメリカ対トルコの勝者と対戦する。


写真:FIVB

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