2025-09-07 11:34 追加
女子日本代表、トルコに1-3で敗れ、47年ぶりの決勝進出ならず、銅メダルマッチへ 2025世界バレー準決勝
女子日本代表、トルコに1-3で敗れ、47年ぶりの決勝進出ならず 2025世界バレー
全日本代表 女子
バレーボール2025女子世界選手権大会は6日、タイのバンコクで準決勝を行い、日本はトルコと対戦。1-3で敗れ、47年ぶりの決勝進出はならなかった。トルコは世界選手権では初の決勝進出。
日本のスターティングメンバーは、島村春世、石川真佑(主将)、関菜々巳、宮部藍梨、佐藤淑乃、和田由紀子、リベロ・小島満菜美。
第1セット、中盤まで一進一退の攻防になるが、佐藤の活躍で日本が14-11と抜け出す。その後も島村のブロックとブロード、佐藤のバックアタックなどで日本が17-12とリードを広げる。リリーフサーバーで入った山田二千華がいきなりサービスエースを決めて20-13。宮部のフェイント、石川の攻撃などで日本は23-14と順調に点数を重ね、S1ローテ時に石川がライトから決めて、24-15とセットポイント。最後は相手のサーブミスで25-16で日本がセットを先取した。
第2セット、佐藤がバルガスを止め、先に日本が2点を先行するが、エルデムの活躍で逆転され、第1セットでは精彩を欠いていたカラクルトもスパイク、ブロックで活躍。5-10とリードを許す展開に。日本は石川と和田のスパイクなどで反撃するもなかなか点差を縮めることができない。終盤もバルガスの攻撃などで4連続得点され、13-21。島村がバルガスを止めるも反撃もここまで。最後もバルガスに決められ、17-25でセットを落とす。
第3セットもトルコに先行されるが、トルコの連続失点もあり、7-7と同点に。中盤は点の取り合いになるが、日本の攻撃が決まらなくなり、トルコに4連続得点され、10-15。その後はカラクルトらの活躍で6連続得点されて、11-21と10点差まで引き離される。終盤、石川が攻撃やサーブで奮起し、相手のセットポイントから18-24まで追い上げるも、最後はギュネシュにクイックを決められ、18-25で連続でセットを落とした。
第4セット、ギュネシュのサービスエースで始まり、トルコのペースで進むかに見えたが、石川がラリーを制して4-4。中盤、4連続得点で12-10と逆転する。セット後半、和田のサービスエースで20-17とし、先に20点に乗せ、24-21とセットポイントを握る。しかし、ここからトルコはバルガスのバックアタックなどでデュースに持ち込み、24-25と逆転。最後は佐藤のスパイクが決まらず、25-27でセットを落とし、惜敗した。
この試合の結果、日本は3位決定戦に回ることになり、7日に15年ぶりの銅メダルを懸けて、ブラジルと対戦する。試合後に佐藤は「まだ他の選手に頼ってしまっているところがあった。明日、まだメダルのチャンスが残っているので、切り替えて戦いたい」と涙で語った。石川主将は「やりきったと思えるように、勝って世界バレーを終えたい」と前を向いた。
写真:FIVB
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