全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>甲斐優斗「大事なところでの失点が反省点。自分たち4年生でチームをしっかり引っ張っていきたい」 全日本インカレ男子 3回戦後コメント

会見・コメント

2025-12-05 14:23 追加

甲斐優斗「大事なところでの失点が反省点。自分たち4年生でチームをしっかり引っ張っていきたい」 全日本インカレ男子 3回戦後コメント

専修大・甲斐優斗主将 全日本インカレ3回戦後のコメント

大学バレー 男子

 バレーボールの全日本インカレは4日、3回戦が行われ、ともに日本代表アタッカーを擁する専修大(甲斐優斗所属)と法政大(高橋慶帆所属)が激突。法政大が2セットを先取したが、そこからの大逆転で大会2連覇を目指す専修大が勝利し、準々決勝進出を果たした。
 専修大主将で大阪ブルテオンでもプレーする甲斐優斗(パリ五輪代表)のコメントをお届けする。

――試合を振り返って。

甲斐:自分が大事なところで点を失ってしまい、周りの選手がブロックなどいいプレーが出ていたので、そこを伸ばせなかったのは反省点です。

――同じ日本代表の高橋慶帆選手との対戦について。

甲斐:今日は彼の方がスパイクの部分に関しては良かったと思うので、1対1の勝負だったら、今日は自分の負けだったかなと思います。

――明日も試合が続きますが、今日のプレーを踏まえて、どのように戦いますか?

甲斐:明日は順天堂大との試合になりますが、非常にタフな試合になると思います。今日、自分がうまくいかなかった部分を改善していけば、明日もっと楽に勝てると思うので、またしっかり準備してやりたいと思います。

――昨日と比べて会場の応援の声もかなり聞こえてくるように思いますが…?

甲斐:応援があったからこそ流れを持ってくることができましたし、流れがある時に相手にその流れを渡さなかったのも応援があるからこそだったと思います。自分たちも応援のおかげで流れを楽に持ってこれているので、そこは強力な武器だと思います。

――今大会、大学最後の大会になりますが、目指しているところは?

甲斐:チームとしては2連覇を目指していますが、1試合1試合が本当に大事な試合になるので、そこをしっかりこなしていって、最後に2連覇が達成できればいいかなと思います。

――2セットダウンからの逆転勝利。セットカウント0-2の場面でセッターの選手の肩を叩くような仕草がありましたが、どのような意図がありましたか?

甲斐:序盤の入りがあまり良くなかったので、そこをもっと集中してやろうというところはあったと思います。セッターは小学生の頃から一緒にやっている選手なので、そうすることで彼にとって吹っ切れる状態になるかなと思って叩きました(笑)

――昨日の試合に比べて、パイプ攻撃の本数が増えていたのでは?

甲斐:そうですね。自分の体のコンディションも良かったですし、自分のパイプがあることで、相手ブロックも的を絞りにくくなったので、セッターがうまく使ってくれてよかったです。

――プレッシャーのかかる場面でも攻撃を決めていましたし、表情も硬くなかったと思いますが、どんな気持ちで戦っていましたか?

甲斐:2セットダウンというところは頭に置きつつも、自分が余裕を持ってプレーしないと他の選手にも影響するので、意識しました。

――今日の勝利は2連覇を目指す上で、どんな意義がありましたか?

甲斐:昨年も3回戦で中央大学と苦しい試合をしたので、今日もその苦しい試合を勝てたことは、この先の勝ちにもつながるかなと思います。

――準決勝の相手は昨年も順天堂大でしたけど、同じ相手になりました。改めて、どのような戦いにしたいですか?

甲斐:昨年とは全く違うチームにはなってると思うので、また対策していきたいと思っています。最後は4年生の力が一番勝ちにつながる部分あると思うので、自分も含め、4先生でしっかりチームを引っ張ってやっていけたらと思います。

――疲労がたまっている中でケアなども大事だと思いますが、どういった準備をしてきたいですか?

甲斐:明日に疲労が残らないようにしたいとは思います。でも、コンディションが良くても悪くても、その時のベストを出すようすれば勝てると思うので、明日もベストを尽くしてできればいいかなと。

――先ほど2連覇という言葉が出ましたが、優勝に向けて一言。

甲斐:1戦1戦が重要な試合になるので、先を見るのではなく、目の前の1試合をしっかり見て、そこを勝ち切っていきたいと思います。


写真:石井純

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事