全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>鎮西高がVリーグ西地区首位のV三重に3-1で勝利。先月急逝の畑野久雄監督と目指した高校3冠に向け、弾み。大会初出場のR栃木が京産大に競り勝ち、初白星 天皇杯

トピックス

2025-12-12 23:25 追加

鎮西高がVリーグ西地区首位のV三重に3-1で勝利。先月急逝の畑野久雄監督と目指した高校3冠に向け、弾み。大会初出場のR栃木が京産大に競り勝ち、初白星 天皇杯

天皇杯2回戦の結果

SV男子 / V男子 / 大学バレー 男子 / 高校バレー 男子

 バレーボールの令和7年度天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドは12日に東京体育館(東京都)で2回戦の試合を行った。
 男子は8試合が行われ、高校2チーム、大学7チーム、Vリーグ6チーム、SVリーグ1チームが登場し、熱戦を繰り広げた。

 熊本県から出場した鎮西高はVリーグ男子西地区で現在首位のヴィアティン三重(三重県)と対戦。鎮西高は50年以上にわたり監督を務めた畑野久雄氏が11月24日に急逝。インターハイ、国スポで優勝し、来年1月開催の春高で高校3冠を目指していた中での突然の訃報だった。宮迫竜司新監督と選手たちはまだ心の整理がつかない中で迎えた天皇杯となったが、試合は第1セットを落とした後、第2セット以降の3セットを連取し、3-1で勝利。Vリーグ上位チームから金星を挙げ、高校3冠に向けて弾みをつけた。13日に行われる3回戦はSVリーグの日本製鉄堺ブレイザーズと対戦する。
 もう1校の高校チーム・東北高(宮城県)は福岡大(福岡県)から1セットを奪い、第4セットもデュースと健闘したが、1-3で敗れ、姿を消した。

 大学勢は全日本インカレ完全優勝の早稲田大(東京都)がVリーグのアイシンティルマーレ碧南(愛知県)に各セット善戦したものの1-3で敗れた。筑波大(茨城県)もSVリーグのヴォレアス北海道(北海道)にストレート負け。近畿大(大阪府)はVリーグ東地区で現在首位の北海道イエロースターズ(北海道)にフルセットで競り勝ち、3回戦に駒を進めた。また、大阪産業大(大阪府)が長野GaRons(長野県)、福山平成大(広島県)がつくばユナイテッドSun GAIA(茨城県)にそれぞれ3-1で勝利し、Vリーグチームを破って3回戦進出を果たした。

 大会初出場のVリーグ所属・レーヴィス栃木(栃木県)は京都産業大(京都府)と対戦。フルセットの接戦を勝ち切り、3回戦進出を果たした。3回戦ではSVリーグのウルフドッグス名古屋と対戦する。

■天皇杯ファイナルラウンド2回戦
12/12(金)結果
【Bコート】
①長野GR 1-3 大阪産業大
②ヴォレアス 3-0 筑波大
③北海道YS 2-3 近畿大
④東北高 1-3 福岡大
【Cコート】
①R栃木 3-2 京都産業大
②V三重 1-3 鎮西高
③T碧南 3-1 早稲田大
④サンガイア 1-3 福山平成大

■天皇杯ファイナルラウンド3回戦
12/13(土)10:00@東京体育館
【Bコート】
①サントリー-大阪産業大学
②VC長野-ヴォレアス
③広島TH-近畿大学
④東京GB-福岡大学
【Cコート】
①WD名古屋-R栃木
②日鉄堺BZ-鎮西高校
③東レ静岡-T碧南
④STINGS愛知-福山平成大学

写真:縞茉未

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事