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2025-12-15 19:12 追加

4強決まる。前年度優勝の姫路・佐々木千紘主将が”クローザー”として存在感を示す。NEC川崎・佐藤淑乃も攻守に貢献 皇后杯

皇后杯準々決勝の結果

SV女子

バレーボールの令和7年度天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドは14日、東京体育館(東京都)で準々決勝の4試合を開催。

大阪マーヴェラス、埼玉上尾メディックス、ヴィクトリーナ姫路、NECレッドロケッツ川崎がそれぞれストレートで勝利し、12月20日の準決勝(京王アリーナTOKYO)に駒を進めた。

大阪MVに試合の主導権を握られた刈谷は第2セットよりタイのレジェンドプレーヤーであるセッター、ヌットサラ・トムコムを投入。
トスワークの妙で徐々に点差を詰めるがあと一歩のところでセット奪取には至らず、第3セットは大阪MVに対応されて沈黙した。

埼玉上尾は選手、スタッフの移籍なども含めライバル関係ともいえるデンソーと対戦。
リーグではターンオーバーを使うことでも知られる埼玉上尾だが、この日は黒後愛、岩澤実育など3回戦のKUROBE戦と同じスタメンで試合に臨み、試合巧者ぶりを発揮してデンソーを押し切った。

前年度皇后杯優勝、現在リーグ3位の姫路はリーグ2位であり、11月の直接対決で連敗したSAGA久光と対戦した。
姫路はアウトサイドヒッター野中瑠衣に代わって渡邉かやがスタメン出場。
主将の佐々木千紘が各セットの終盤にリリーフサーバーとして登場し、特に第1、第2セットのブレイクが試合の流れを決定づけた。
バレーボールは20点以降の点の取り方が難しいと言われる。
途中出場で最後を締めるクローザーとしての役割を果たした佐々木の貢献は非常に大きなものであった。

NEC川崎は今季のリーグで初の黒星を喫した相手であるPFUと対戦。
「リーグで負けた相手として、その意識はあった」
と話す佐藤淑乃も攻守に活躍。終始試合を支配し、PFUに反撃の糸口を与えない圧勝でゲームを終えた。

各試合のスコアは以下。

第1試合 大阪マーヴェラス 3(25-18、27-25、25-11)0 クインシーズ刈谷

第2試合 埼玉上尾メディックス 3(25-17、25-20、25-18)0 デンソーエアリービーズ

第3試合 SAGA久光スプリングス 0(23-25、15-25、21-25)3 ヴィクトリーナ姫路

第4試合 PFUブルーキャッツ石川かほく 0(12-25、21-25、18-25)3 NECレッドロケッツ川崎

■皇后杯ファイナルラウンド準決勝

12/20(土)10:00~@京王アリーナTOKYO
第1試合 大阪マーヴェラス-埼玉上尾メディックス
第2試合 ヴィクトリーナ姫路-NECレッドロケッツ川崎

撮影 堀江丈

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