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会見・コメント

2025-12-17 12:00 追加

大阪マーヴェラス・西崎愛菜「チームは新しいことに挑戦し続けています」 皇后杯

大阪マーヴェラス 西崎愛菜 皇后杯インタビュー

Others / SV女子

令和7年度皇后杯バレーボール準々決勝より大阪マーヴェラス・西崎愛菜選手の試合後コメントをお届けする。

大阪マーヴェラスはクインシーズ刈谷と対戦し、3-0で勝利した。

昨季は圧倒的な強さでSVリーグを制覇したマーヴェラス。
今季のリーグ戦は序盤に思いがけぬ苦戦もあり、首位独走とはいかないが、最後に結果を出すために一歩一歩着実に進んでいる印象だ。
マーヴェラスの強みは「ボールを落とさない」フロアディフェンス。そのキープレーヤーでもある西崎愛菜選手に話を聞いた。

●西崎愛菜選手(リベロ)

――試合の感想をお願いします。

西崎:刈谷さんは粘り強いチームです。SVリーグでも1勝1敗でした。
でも相手どうこうではなく、自分たちも出だしから大阪マーヴェラスらしい粘りのあるバレーボールをしようと。それが3セットともスタートからしっかりできたので、すごく良い試合になったと思っています。

――刈谷は第2セット途中からセッターにタイのレジェンドプレイヤーであるヌットサラ・トムコムを入れてきました。
少し相手に点数を詰められましたが、リベロの目から見た彼女は?

西崎:レシーブの1本目が乱れても、そこからクイックを使ってくる選手だな、と。
トスワークの意外性もありますね。
「え、そこからライト上げるの?」
とか。
やりにくいセッターではあると思います。でも自分たちがすべきことは変わらないです。

――リーグを中断して臨む皇后杯。この機会に新しい課題に向き合ったりも?

西崎:チームとしては試合のスタートの部分ですね。すごく重要なポイントだと思っています。
それから…マーヴェラスはなんといってもブロック&ディグが強みです。これが崩れてしまうとマーヴェラスらしさが出なくなってしまう。ですので、そこは密にコミュニケーションをとってやっています。

個人としては、時間の作り方かな。
ラリー中で忙しくなってしまった時に、自分が1本目で余裕を作らなければ、と。声でチームを落ち着かせる役割もあると思っています。そういうところも意識しています。

――シーズン序盤、チームは準備の段階から課題を持っているようでした。今はその整理ができている?

西崎:リーグが始まったばかりのころは、一人ひとりがあんまり噛み合っていなくて、チームとしても機能していないところがありました。
でも、試合を重ねるにつれてしっかりはまってきていますね。どんどん良くなっている実感があります。
終盤にはもっとチームの良さが出ると思います。

――昨季リーグ優勝ですが、それでも噛み合わない部分があった?

西崎:チームはいろんなことに挑戦しています。
新しいことをやっていく、昨シーズンと同じことをしていては後退してしまうと思います。
リーグには外国籍選手も増えていますし、ポジションもオポジットだったり、アウトサイドヒッターだったり。
相手がどんどん進化していく中で同じことやっていては勝てないよ、と酒井大祐監督からも言われています。

――ところで金色のピアスがキラキラ光って綺麗ですね。コートの中でも映えていました。

西崎:以前つけていたものはお風呂場で2つも落としちゃって、2週間前ぐらいからこれをつけています(笑)

――皇后杯の抱負をあらためて。

西崎:試合を通して成長できる選手になりたいです。優勝します!

撮影:堀江丈

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